ホウセンカ(鳳仙花)
<ツリフネソウ科ツリフネソウ属>
東南アジア原産の一年草。
夏に
赤・白・紫・絞りなどの花を横向きに
葉の付け根から咲かす。
果実は熟すと裂けて種子を飛ばす。
花で爪を染めて遊ぶことから
爪紅(つまべに・つまくれない)とも言う。
<俳句歳時記>秋
鳳仙花(ほうせんくわ)
<つまくれなゐ・つまべに)
鳳仙花触れずに弾ぜし陽の匂ひ 松浦 静香
湯帰りの子はもう駈けて鳳仙花 岡本 眸
種子はじくたびに陽がゆれ鳳仙花 青柳志解樹
鳳仙花とすこしよごれて僧はしゃぐ 阿部 完市