ツルドクダミ(蔓毒痛)
<タデ科ツルドクダミ属>
あまり気にも留めなかったつる草だった。
初めに名前を知って、
どんな草だろうと思ったのがはじまりだった。
ドクダミの名があるが、
葉がドクダミに似ているからというが?
ドクダミ科ではない。
実は白い殻の中に種子を持つ。
葉は互生し、柄があって、長さは3~6センチの心形。
花は、長い白色の小花が多数つき、
花弁が無く、雄蕊が8個で花糸が太く、
直立しないで右か左に曲がる。
ツルドクダミの塊根(かいこん)を乾燥したものを、
生薬で何首烏(かしゅう)という。
別名カシュウ(何首鳥)。
中国名のカシュウは、
この根を煎じて飲んだ親子三代が長生きしたと言う
「何首鳥伝」による。
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