トチノキ(栃木)の花
<トチノキ科トチノキ属>
山地に生え、大木になるものもあり、
くりぬいて臼を作ったりする。
栃の実は、大変な手間暇をかけて栃餅にする。
落葉高木で、樹皮は灰褐色で、老木になると割れ目ができる。
葉は大形の掌状複葉で対生する。
小葉は5~7個あり、長さ15~40センチの倒卵状長楕円形で、
ふちに鈍い重鋸歯がある。
裏面には赤褐色の軟毛がある。
5月頃、枝先に大きな円錐花序を直立し、
雄花と両性花をつける。
上はベニバナトチノキ(紅花栃木)
(セイヨウトチノキとアカバナトチノキの雑種)
花弁は4個あり、雄しべは7個。
雌しべは1個で、雄花では退化している。
蒴果の種子は光沢のある赤褐色で、
すりつぶして栃餅をつくる。
下はトチノキの実で3つに割れます。
下は割れたもので中から栗の実のような種子が覗いています。
蒴果は直径約4センチの倒円錐形。
ちょっと悪戯してみたものです。
(古いフアイルを探していたら懐かしいこの画像を見つけました。)
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