れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ミズキの花

2008-07-14 06:29:56 | 野の花日記
ミズキの花
別名クルマミズキ
(ミズキ科・ミズキ属>

枝を扇状にひろげて階段状の樹形になる・と、
図鑑に在る。
全体の樹形をじっくり眺めれば、間違えないだろうが、
里山に大急ぎで出かけて、
写真を撮って、
家であとから調べるものだから・・
時々、何の木の花かわからないものがある。

図鑑で見ていると、似たような花がたくさんあるので、
いつも迷っているのが本当の話です。

秋に黒い実に熟す。
秋に又、あいたい実です。

和名のミズキは、特に春先に枝を折ると、
水のような樹液がしたたるからだそうだ。
よく見ているのに、よく解からなかった花でした。

「俳句歳時記」の夏に、
水木の花(花水木)があり、
こちらは本来の山地に自生する水木を取り上げている。

   みづき咲く旅の夜を冷え女の手   佐野壽ゝ

   はなみづき神に積む石みな平ら   広瀬とし

   水木咲き枝先にすぐ夕蛙      森 澄男

「現代歳時記」で水木の花をひくと、
☆日本の山野に咲く水木とは別種の
アメリカハナミズキを揚げている。
いまや、ハナミズキを詠うには、こちらの方が一般的でしょうね。


 


コメント (1)
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