ノブドウ(野葡萄)
<ブドウ科ノブドウ属>
数年前、小さな苗を庭に植えた。
実はなるけれど、
我が家の庭ではこんなに綺麗な色づきは無い。
やはり、野で見るのが一番♪
山地や丘陵、野原にはえる。
葉の基部は心形で
ふちに鋸歯がある。
7,8月、
葉に対生して集散花序を出し
淡緑色の花を咲かす。
果実は球形の液果で
淡緑色から紫、碧色になるが、
ブドウタマバエやブドウトガリバエなどの
幼虫が寄生して虫えいになりやすい。
食べられない。
ノブドウ(野葡萄)
<ブドウ科ノブドウ属>
数年前、小さな苗を庭に植えた。
実はなるけれど、
我が家の庭ではこんなに綺麗な色づきは無い。
やはり、野で見るのが一番♪
山地や丘陵、野原にはえる。
葉の基部は心形で
ふちに鋸歯がある。
7,8月、
葉に対生して集散花序を出し
淡緑色の花を咲かす。
果実は球形の液果で
淡緑色から紫、碧色になるが、
ブドウタマバエやブドウトガリバエなどの
幼虫が寄生して虫えいになりやすい。
食べられない。
イシミカワ(石見川)
<タデ科タデ属>
この季節、
何と言ってもこの藍色のイシミカワに会うのが楽しみ。
つる性の1年草。
茎には棘があり、
葉は三角形で長い柄がある。
つけ根に皿状の杔葉があり、茎を抱く。
下はまだ蕾
果時には萼が藍色の肉質となる。
イシミカワ(石見川)は大阪の石見川からとか。
クサギ(臭木)の実
<クマツズラ科クサギ属>
落葉小高木。
果実は直径6~7ミリの球形で
光沢のある藍色に熟す。
赤い萼片が5裂して、
中から藍色の実が見える時が一番好きだ。
下は花
葉をちぎったり、もんだりすると
悪臭があるが、
花の時期はいい匂いがする。
アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)
<キク科センダングサ属>
北アメリカ原産の1年草。
別名セイタカウコギ
黄色の頭花を囲む総苞が葉状で四方に開く。
コセンダングサ(小栴檀草)
<キク科センダングサ属>
河原や荒れ地に広く分布する1年草。
頭花は筒状花で、
総萼片は短い。
そう果は細長く7~1,5ミリで
先に3~4個の棘があり、
衣服につきやすい。
下はシロバナセンダングサ(白花栴檀草)
<コセンダングサ>
家に帰ったらワンコの毛と
私の衣服にたくさんひっつき虫が
ついていたのに気がついた。
シモバシラ(霜柱)
<シソ科シモバシラ属>
山地の木陰にはえる多年草。
葉は長い楕円形で、対生し、
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
枝の上部の片側だけに花をつけた総状の
花序をだし、白色で小形の唇形の花をたくさんつける
日本固有種。
何と言っても
冬、枯れた茎に氷の結晶ができることが
この花の名前の由来になっている。
下は冬場のシモバシラ
赤塚植物園にて
ホテイアオイ(布袋葵)
<ミズアオイ科ホテイアオイ属>
よく金魚の水草で見るが、
埼玉の里山にて溝に群生していた。
葉柄の基部がふくれて、水に浮く。
布袋様のおなかに見立てた名。
熱帯アメリカ原産。
花は薄紫で徑5センチほど、
一日花。
ミズアオイ(水葵)
<ミズアオイ科ミズアオイ属>
葉の形が葵に似ていることによる。
昔はナギ(菜葱)と呼ばれ、
この葉を食用にした。
花は約3センチくらいで
果時には下を向くそうだ。
(これは赤塚植物園にて)
コナギ(小菜葱)
<ミズアオイ科ミズアオイ属>
ホテイアオイと同じような時期に
水田の中で見つけたものだ。
花がミズアオイより小さく丈も低く咲いていた。
花茎は葉より低く、
花は1,5~2センチで
花の咲き始めと終わりに自家受粉する。
シャクチリソバ(赤地利蕎麦)
<タデ科ソバ属>
中国原産の多年生草本の帰化植物。
4,5年前から環状線の緑地帯に見られた。
江古田の森公園には群生している。
葉は長い柄があり互生し、三角広卵形で先がとがる。
上部の葉腋から長い花枝をだし
先は2~4個の短い枝に分かれ
穂状の花序に白色の花をつける。
漢方でシャクチリ(赤地利)と呼ばれる。
昭和の初めに小石川植物園に栽培された。
ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)
<ナス科ナス属>
今の時期、
庭木などに絡まってこの赤い実がよくみられる。
葉は互生し、
葉や茎にやわらかい毛を密生する。
花のつく枝は葉と対生の位置に出て、
ふたまた状に枝分かれする。
花は白色で1センチほど、5個の花弁は
反り返る。
果実は液果で8ミリほど。
オオオナモミ(大耳)
<キク科オナモミ属>
イガイガのくっつき虫。
私が小学校の頃には、東京にもはえていた。
友達にこの実を投げて遊んだことを思い出す。
オオオナモミの若い実と雄花
北アメリカ原産の1年草。
果苞(雌花の総苞が肥大して2個の果実を包みこんでいる)
は、2~2,5センチで4~6ミリの棘が密に生え、
先端に2個の大きなくちばしを持つ。
マルバフジバカマ(丸葉藤袴)
<キク科ヒヨドリバナ属>
確かに花は咲くと
フジバカマに似ている。
ただし、花色は白いし、
マルバと言うが特に丸くも無いので、
マルバフジバカマと言う名前は結構ややこしい。
東京では道端や庭などにはえてきて、
よく見られる帰化植物です。
北アメリカ原産の多年草。
葉は上部でよく分岐し、
卵形で鋸葉があってざらつき、短い柄があり対生する。
枝先に直径5ミリほどの、
白色の筒状花からなる頭状花を多数つける。