IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

2023.08.07の夕食 牛レバーのうま煮

2023年08月07日 23時49分00秒 | 料理





冷蔵庫の冷凍庫に眠らせていた牛レバーを消費すべく、うま煮に挑戦。

「うま煮」というものは食べたこともあるし、こんなもんだろうという感じはありましたが、
いざ、自分で作るのは初めて。一応、「うま煮」とはなんぞや?を調べてみました。
「肉や野菜類を砂糖・酒・醤油・みりんなどで濃いめの味に煮あげたもの」とのこと。

さて、牛レバーを解凍している間に野菜類をカット。
野菜はピーマン、ニンジン、タマネギ。
油を敷いたフライパンで野菜を炒めて取り出します。
次いで牛レバーをフライパンで炒めます。弱火で。
ある程度火が通ったところで野菜を戻し入れ、
合わせ調味料(鶏がらだしスープの素、ナンプラー、オイスターソース、
ラカントS、おろしニンニク、おろし生姜)を投入。
全体に馴染ませたところで水溶き片栗粉を回しかけ、とろみがついたら完成。
・・・のつもりが、ちょっと目を離した隙に片栗粉に火が通り過ぎて
自分の期待よりも粘っこくなってしまい、慌てて火を止めました。

食べてみたら、意外にも美味! 合わせ調味料がなかなか良く、
とりわけおろし生姜が味に深みを加えているようでした。



(以下、過去の思い出)

レバーのうま煮というと、ワタシが在京時代に中央線・荻窪駅と自宅アパートの間にある
町中華の『新京』という店でよく食べた「レバーのうま煮定食」を思い出します。
カネのない大学生の頃は学食か牛丼の松屋で食事を済ませていて、
就職してからようやくあちこちの食事処で夕食を摂るようになりました。
『新京』は確かテーブル3つにカウンターだけの小さな店で、
腰の曲がったおばあちゃんがホール担当、その息子さんと思われる男性2人が
料理と出前を担当していました。おばあちゃんは気さくな感じでしたが、
男性はどちらも無口で、料理の注文がないときは表でタバコを吸っていました。
ラーメンを始め、普通に中華店のメニューはあったと思いますが、
ワタシが注文するのはいつも店の前の看板に書かれていたA定食・B定食。
その1つが「レバーのうま煮定食」で、550円だか650円だったかとおもいますが、
こればっかり注文していました(レバーは牛ではなく豚だったと思いますが)。
当時はアルコールは宴会か自宅でしか飲まなかったので、
ここでも定食だけを注文し、食べ終えたらさっさと帰る毎日でした。

三重県に戻ってからも何度か荻窪に行くことがありましたが、
『新京』の周りの商店街の店はどんどん更地になって『新京』だけが残りました。
その『新京』も今はどうなっていることやら・・・。




コメント
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