地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

令和の初めに・仙台地区701系

2019-05-03 09:55:00 | JR発足後の車両


 新元号スタート、誠におめでとうございます。本邦立国の礎は、何と言っても美しい自然あふれる大八洲そのもの。登山と自然を酷愛される今上天皇におかれては、ますます自然愛護の精神を弘めて頂きたいものです。
 というわけで、元号変わりの長い連休を活かして、奥州街道「徒歩鉄」(笑) の続きを歩き、いよいよみちのく感深まる自然の中の山道を越えながら、鉄道開通前・鉄道開業後・鉄道廃線後の様々な事物に思いを馳せてきたのですが、そんなこんなで新元号になってから最初に撮影した列車は701系の533M・小牛田発一ノ関行きとなりました (^^;)。平成最後の記事で「平成の車両は安普請でトホホ」という趣旨を書いておきながら、その権化のような車両を新元号初撮り鉄の対象にするとはこれ如何に?



 いやしかし……既に度々触れましたが、最近本当にジワリと来るんですよ、701系……(笑)。中央貫通路の切妻顔に幌! 平らな側面にウインドシル・ウインドヘッダーのような盛り上がりがあるのが旧国っぽい! ドアはステップ付きのローカル仕様! 屋根の上にはゴテゴテとした交流電化装備……。じっくり眺めていると意外と、ボロ車両愛好派にとって萌え要素の多い車両だと、しみじみと思うものです……。今後は1980年代製の車両もますます加速度的に減って行く中、平成以後の車両の中にも侘び寂びな要素を見つけて楽しんで行かなければならないということもあります。
 こんな感じで701系撮影を楽しんだのですが、一方でつらつらと思うのは、県境越えの区間における東北線の盛衰ですね……。貨物列車はさておき、旅客列車は1時間に1本、2連の701系が通り過ぎるのみですが、昔は電車特急や客レが入れ食い状態でやって来たのだろうな……と。そう思う割には、一関に着いたあと新幹線で一気に上野に帰り、文明の進歩の恩恵を受けまくってしまったのですが (笑)。



 奥州街道歩きの岩手県到達と新元号スタートを祝い、アテンダントさんに勧められるままにビールとスパークリングワインを煽りまくっていたら、疲れで酔いが早く回ってしまい、上野で下車後は前後不覚の千鳥足でした (苦笑)。
 しかしまぁ、たまにフンパツして乗ると、最高に良い気分を味わえますな……。
 


 グランクラスに乗る前、一ノ関駅で少々撮り鉄。金太郎と緑タキの組み合わせに♡が炸裂する一方 (しかもタキの多くは根岸駅常備表記♪ 実際には仙台北港を拠点として運用されていますが)、今まで全然興味がなかったキハ100も「車体が短くて何かカワイイかも……」と思ったりしました。
 (以上2枚の画像は他のサイトでも使用予定)