地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

ヤンゴン熱鉄記 (22) 環状線DF1200客レ (橙)

2013-10-29 00:00:00 | ミャンマーの鉄道


 今月のRP誌をつらつらと眺めておりますと、ミャンマーに転じたJRWのキハ181がいよいよヤンゴンを拠点とした週末観光列車として走り始めたとのことで、いや~これは目出度いですね♪ 土日に往復合計9~10時間ほど、現地客車を組み込むことなく時速45~50kmほどで走るということでしたら、恐らく十分に持続してくれることでしょう。嗚呼またヤンゴン行きたいなぁ……と (最近また民族・宗教問題がらみの爆弾事件が相次いでいるようで少々心配ですが)。というわけで、しばらく間が開きましたが、ヤンゴン環状線の客車列車の続きとして、DF1200赤罐バージョンをアップしてみましょう~。



 ヤンゴン環状線の牽引罐は主に、既にご紹介した専属罐・DD900型が担っておりますが、本線系客車列車や貨物列車でも活躍するDF1200型が牽引する列車もそれなりに見られます。パッと見の比率で言えば、DD900:DF1200=3:2といったところでしょうか? このDF1200型、一見同じ形式を名乗っていてもメーカー・製造時期・形態が結構多岐にわたっておりまして、Google検索で拾ったミャンマー国鉄作成と思われるDL紹介PDFを見ていましても、各号機に関する詳細な区分までは残念ながら尽くされていません (汗)。とりあえず、初期型はアルストーム製の如何にも年代物なデザインであり (改めて掲載します)、1994年に製造された1263号機と2007~2008年に製造された1200-3~1200-8号機がミャンマー国産 (主要機器は外国から供給され、国内工場で組み立て?) となっていますが、残りはもっと古い (1980年代以前製?) のアルストーム製と、割と新しめな四方工場 (中国北車・青島にあり) 製があるようです。まぁ何はともあれ、ちょっとクラシックで優雅な雰囲気の罐がのんびりと走る光景……これこそミャンマー国鉄の魅力です♪

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