南海高野線では6000系の廃車がついに本当に始まってしまい、大きな変動の時期を迎えていますが、東急8000系列の南海バージョンと呼ぶべき6200系は、もちろん全車引き続き活躍しますので、南海高野線を訪れる価値は決して減じることはないでしょう。とゆーか、本当に関西がうらやましい……。
というわけで、昨年7月に高野街道沿いに徒歩鉄活動した際の記録の続きです (全然アップしてない……^^;)。三日市町から南下した高野街道は、美加の台駅の近くで細い田舎道に入り、さらに千早口へと進む途中、天見川沿いの旧線の跡を見下ろします。ここはかなり水面スレスレで、RP誌の南海増刊号には、豪雨時の線路点検で路盤崩壊を発見し、間一髪で列車を止めたという、手に汗握る懐古談も載っています。
その後千早口では、駅周辺に残る昔ながらの街道風情を眺め、天見川の清流沿いに歩いたのち、しばし線路から離れて車道を進みますが、再び山里な景色が開けると天見駅界隈に着きます。街道と駅は少々離れていますが、折角ですので駅に寄り道し、橋本方の踏切にて少々休憩がてら2〜3本ほど撮り鉄してみることにしました (笑)。第一志望はもちろん6000系で、もう1本は別形式で来れば良いかな、と思っていたのですが、こういう時に限って6200系が連チャンで来るとはこれ如何に? まあ、8連の急行はカッコ良いですし、小原田入庫を兼ねた (?) 超空気輸送の6連各停もしみじみと味わい深いですが……。
ちなみにこのとき、大運転の快速急行極楽橋行き2000系が通過して行きましたが、通過する天見駅の時刻表には載っておらず、完全にノーマーク。踏切が鳴っても「難波行きか?」と勝手に思い込みながら飲み物を飲んでいるうちに、完全な見る鉄に終わってしまいました (滝汗)。まぁ、後で撮るから良いか……と。
この後は、美しい山里をひとしきり眺めたのち、いよいよ紀見峠越え。とは言っても、天見駅との標高差は150m程度ですので、蒸し暑いのを除けば全く大したことはないです。問題は、顔面目がけて飛んでくるウザい小蠅の類…(続く)。
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