地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東急大井町線・春風に舞う8000系列

2008-04-24 06:40:34 | 大手民鉄 (東急)


 ダイヤ改正の後も引き続き変動の真っ盛りにある東急の車両事情ですが、ついに5000系増備車の入線も迫り、田園都市線8500系・東武非乗り入れ編成のいずれかには絶体絶命の危機が迫っていますね……。離脱後、既に完成した恩田の東急テクノシステム (旧・東横車輛電設) に搬入されるとすれば、インドネシアではなく地方私鉄向けの改造を受けることが予想され、新たな観察の楽しみも生まれるわけですが、あるいは解体の可能性もあり、何はともあれ気がかりな状況が続きます。
 いっぽう、ニコタマから大井町線に向かえば、各停は9007Fを除けば引き続き全て8000系列で運行されていますので、最近は利用するたびにますます「ほっ」という気分になります (*^^*)。



 それにしても非常に奇怪なことに、グラデーション帯化&表示のLED化といったイメチェンの対象からは外れていたはずの8090系前期車が、ダイヤ改正をきっかけとして全て後期車と同様に改められてしまい、かなりガックリしております (-_-)。やっぱり大井町線車両としてのイメージを揃えておく方が良いという判断なのでしょうが、昔気質なファンとしては幕+赤帯が良いわけで……。幕のまま残る8590系を撮り貯めておかねばと思うのですが、最近は出勤ついで鉄をするヒマがなく……こうして「鉄」は一般人以上にストレスを抱え込むのかも知れません (爆)。
 それはさておき、副本線の新設が完成した旗の台駅は、大井町行の列車を昔と変わらず良い感じで撮影できて何より……という感じです (^_^)。出来れば今後、工事に伴い置かれていた背後の複雑なケーブル・配管類がすっきりと整理されれば最高なのですが……。

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2 コメント

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Unknown (開運skyliner)
2008-04-24 08:13:38
グラデーション帯の意味は当初は恐らく田園都市線直通急行用を意味してたのではないかと推測されます。土休日に設定されてた朝方の中央林間発大井町行きと夕方の大井町発中央林間行きの直通急行(大井町線内は各駅停車)で急行に使えそうな車両だけをグラデーション帯にしていました。つまり9000系9007Fは急行は加速が悪くて急行には使えなかったとか!処がダイヤ改正により、急行専用の6000系が登場すると在来車は各駅停車用となるので全てがグラデーション帯になったのではないかと思います。
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Unknown (おっとっと)
2008-04-24 20:03:44
>開運skylinerさま
 こんばんは、コメントどうもありがとうございます。
 まあ私も、グラデーション化の当初の目的は、田都からの直通急行運用に入れる編成を対象に、誤乗防止と「都心への新ルート・大井町線」のアピールを図ったものだと予想しています。それが今回の急行6000系化に合わせて、全ての編成が総がかりで大井町線をアピールする方針に変わったのでしょう。とくに、ニコタマ=溝の口間で田都の列車と同じ線路を営業運転する機械が今後飛躍的に増える以上、誤乗防止策は待ったなしなのでしょう。
 でも、個人的にはどうせ貼るならグラデーションではなく、側面を含めて黄色かオレンジ一色の帯にして欲しかったというのがホンネです (苦笑)。
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