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春のJRダイヤ改正に伴うあれやこれやのフィーバーが過ぎ去った後も、鉄道界の世代交代の浪は引き続きひたひたと押し寄せており、今年から来年にかけては首都圏のあの名車・この車両の引退が予想されます。「正式に引退の期日が発表され、一気に沿線や車内の人出が増えてからではもう遅い」と考え、そうなる前にしみじみと乗って撮っておこうとする向きにとっては、まさに時間との闘いですね……。
そんな引退危惧車両のひとつとして、小田急5200形が挙げられるでしょう。もともと1970年代末から80年にかけて一気に6連20本が用意された5200形は、「9000形よりも新しく、一段下降窓を採用しているのに、何故正面のマスクだけは旧いの?」という印象を沿線の鉄道少年のあいだに振りまきながら (少なくとも私はそう思っておりました ^^;)、長らく急行運用や6連各停運用の主力として活躍してきました。しかし最近は、3000・新4000形の増備であれよあれよという間に数を減らし、今や6連と4連 (中間車2両は廃車) が各3本のみ……。経年の古い5000形の置き換えとしての5200形4連が増えず、6連まるごと廃車となる編成が多かったのは、一段下降窓に伴い車体内部の腐食が進んでいたためなのでしょうか?
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ともあれ、ついこの間までは当たり前のように快速急行・急行で活躍する5200形に乗っていたものの、ここ1~2年はめっきり当たらなくなり、3000・4000の洪水に呆然とするばかり……。たまに乗り合わせると「車内を更新して以来さほど年月が経っていないはず。まだまだ使えるはずなのに……」と思いつつも、同時に床下機器の音の違いに「やっぱり旧世代の抵抗制御車なんだなぁ……」と痛感させられることが増えました。撮影に至っては困難の極み。小田急顔を撮ろうと思えば、今や基本的に新宿方付属4連を撮る方が効率的ですので、小田原・藤沢方6連を撮る機会そのものが減ってしまいまして、たまにそういうときに限って優等運用の小田原・藤沢方6連が5200だったりしますと「うぎぎ……」と歯ぎしり (爆)。
というわけで、先日たまたま相模大野で別の車種を撮ろうとして待ち構えていた際、いきなり5263Fが姿を現してくれたのは嬉しいですね~(1枚目の画像)♪ その後、藤沢から戻って来たところを後追いしてさらにバッチグー (笑)。
そんな5200形6連、今のところ5263・68・70Fが残っており、最近4061Fが運用入りした後も今のところ離脱は生じていませんが (ホッ)、下北沢の地下化工事の進捗と相俟って今後が引き続き気になるところです。
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