地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

関西ぶらり鉄2019春 (6) 南海6200系

2019-08-01 00:00:00 | 都市民鉄 (近畿以西)


 南海高野線の中でもとりわけ東急8000系的テイストを漂わせる6200系は、VVVF化と内装ブラッシュアップを軸とするリニューアルを受けた編成が次第に増えつつ、縦横無尽に高野線の主力として走り続けています。また、たとえVVVFになっても基本は6000系列ですので、6000・6300系の2・4連を増結して、ラッシュ時には見事な混結長大編成となっているのを見かけます。6000系については先行き長くないことが明らかとなったのは残念ですが、相当な車両数を誇る6200系が今後もしばらく走り続けるのは目出度いことです。



 そんな6200系に新たに加わったのが、元8200系の編成です。8200系は界磁チョッパ+独自のコントローラを装備しており、他の系列と混結しないまま6連3本が孤軍奮闘して来ましたが、VVVF化ならびに制御機器の6000系列との共通化によって6200系50番台となり、活躍の舞台が広がったように思えます。顔が額縁かどうかの違いのみで、実質的には同じ電車……ということで、東京メトロ5000系と東葉高速1000系の関係に近づいたと言えそうです。
 そんな8200系及び6200系50番台、そろそろ事業者限定鉄コレでリリースされそうな気もするのですが (色も登場時と現在では異なりますので、一回の金型で二度美味しい)、さてどうなることやら……。


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