東急8606Fの先頭車2両は、恩田テクノの見やすい位置に留置された状態が続いており、その目的については譲渡待ち・保存待ち等いろいろ言われていますが、引退車両の長期展示は以前入換車3両の引退時とデヤの引退時にも見られたことであり、少なくともさよなら撮影会を24時間開催しているのに等しいと言えましょう。そんな8606Fが今度は「急行・住吉」を表示しているとのことですので (元住吉にも通じる駅名ですので、東急関係者の皆様にも良い感じなのでしょう)、町田に買い物に行くついでに寄り道してみました。
長津田でこどもの国線ホームに下りて行くと、ちょうど到着した電車からは、お盆休みを近場のこどもの国で過ごした家族連れがドドドーッ!と大量に吐き出され、「をいをい……何だこの凄まじいラッシュは! こんなことなら新幹線や特急で遠出する方が全然人口密度少ないだろうに……」と驚きつつ車内に入りますと、案の定、車内の多くの窓が結構大きく開け放たれていました。これは車内から撮影するのに好都合。中望遠程度で、フードの先を窓から出すことなく、1枚目のような感じで撮影することが出来ました。車内の他の客の冷たい視線を何とも思わない度胸が必要ですが……(^^;)。バシャバシャと降る俄雨のため、少々ざらついた画面になってしまいましたが、これもまた記録というものでしょう。
恩田で下車した後は、例によって高台へ。工場本屋の南東側に虹がかかっているのを眺めつつ、急行・住吉行の勇姿を改めて激写! 何時までこの位置にとどまるのか、今後譲渡か保存か、詳細は分かりませんが、次の幕があり得るとすれば何かな……と思いつつ、8606Fとのひとときを味わったのでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます