緊急事態宣言の発令と、少なくとも黄金週間明けまでの完全テレワーク化により、しばらく多摩川を越えないどころか、余程のことがないかぎり鉄道に乗らない生活となりましたので、これは鉄ヲタにあるまじき話なのですが、事ここに至れば仕方がありません。電車はこの事態の中でも通勤せざるを得ない皆様が少しでも低い密度で乗れるよう協力し、私はといえば自宅から散歩する圏内で小田急や相鉄を気晴らし程度に撮りつつ、過去画像をいじって楽しむのみです。
というわけで、約1ヶ月前に歩いた鎌倉街道上道の道すがらでの撮り鉄記録、お次はメトロ8000系です。とにかく、8000系のデザインは今も色褪せない秀逸なもので、今後の18000系新造により消えて行くのは寂しいものですが、7人掛けでは激狭な椅子に何が何でも7人を座らせようとパーティションのポールを2本立てて以来のメトロ8000系は、腰痛製造機なメトロ08と並んで、田都で避けたい車両の両巨頭になってしまっていることは否めません。しかし、今の時勢に従えば、そんなメトロ8000の激狭シートこそ「密」の極みと言うべきでしょう。ジャカルタに転じた車両と同様、一人分を開けて着席させるような目印が椅子に貼られれば、地獄の激狭状態も解消され、リスクを犯しながらも乗らざるを得ない通勤客に福音となりそうです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます