昨日は秩父鉄道ファンにとって悲しむべき出来事が起こりました。報道各社が伝えるところによりますと、樋口~野上間で羽生行き列車とダンプカーが衝突し、先頭車が大破……。死者が出ず、運転士氏や乗客が軽傷で済んだのは本当に不幸中の幸いでしたが、事故当該車両であるデハ5004の損傷度合いは恐らく台枠の致命傷に至っているものと想像されます。したがってこのまま廃車の可能性大……。都営6000系あらため秩父5000系は、個人的には1000系や7000系列と比べるとどうしても優先度が下がってしまいがちですが、天寿を全うするのではなくこのような悲惨な最期を目にするのは余りにも悲しいものがあります (T_T)。
今後はまず、編成を組むデハ5104・クハ5204の処遇にも注目が集まりそうですが、衝突時の衝撃で台枠が歪むのは直接目に見える破損を蒙った車両にとどまらないでしょうから、事の次第では編成全体が部品取り車となることも予想されます……。すると、5000系は計3編成という陣容となり、増え続ける7000系列・減り続ける1000系と比べて少数派の度合いを一層強めることになるでしょう。秩父ではSL急行や1000系・7000系列の陰で圧倒的に地味な役回りに徹する5000系ですが、他の私鉄の車両と比べても十分貴重な存在であることには変わりないものと思われます。残る5000系が今後いつ更新を受けるのか、それとも置き換えで終焉となるのか全く見当もつきませんが、その活躍をも折にふれて記録して行きたいものです。
私も昨日この光景を見て驚きました。奇しくも先週の休日、赤デキ茶デキの貨物の牽引する姿(結局来ませんでした)を見たくなり小前田付近でカメラを構えていると5004Fが羽生へ向かって走り去っていくのを撮りました。この時は「何だハズレか~」(旧都営6000形好きの人ごめんなさい)という思いでしたが、昨日の事故車を見てまさかと思い先日撮影した画像を見てみるとなんと5004Fだとわかりびっくりしました。
地元が板橋ということで旧都営6000形には思いがあるものの、何故か秩父では旧国鉄101系に目が行ってしまいこの車両には好感が持てなくなっていました。しかしこのような形でおそらく5004F天地を全うすると思われます。
このような形で最後を迎えることは無念でしょうが残された編成達がその分まで頑張ってもらいたいです。
こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
秩父の電車は如何せん国鉄101系と東急8000系列の存在が余りにも大きく、多くのファンもこれらを最大のお目当てとして秩父詣でをするはずですので、自動的に都営6000系改め5000系がハズレ扱いになってしまうのは仕方ないところでしょう・・・。私も都営三田線時代に結構乗りましたので思い入れはありますが、どうにも地味すぎて損をしている不運な役回りを生まれつき持っている車両と言えるのかも知れません。熊本でも東急青ガエルと比べて注目されませんし、インドネシアでもあれだけ名車が揃っている中では……(汗)。
それでも、廃車になったときの喪失感も大きいということで、やはり来たときにはきっちりと撮っておきたい車両であると改めて思います。残り3編成には本当に、5004Fの分も含めて頑張って欲しいものですね・・・。
電車と○○が衝突!というニュース自体はちょいちょい聞くのですが、ダンプカーと聞いたときは成田線の光景を思い出してしまいました。
死者が出なかったのは幸いですが、5000系は完全にアウトでしょうね。
秩父鉄道自体には何度か訪れているのですが5000系は撮ったことあったかな…?
実際、日本に残る車両は極わずかなのできわめて貴重な存在なんでしょうが、なぜかあまり注目されませんね。
話は変わりまして先日お話ししました長野電鉄の記事をアップしました。
未熟な写真ばかりでお恥ずかしいのですが、よろしければご笑覧ください。
それでは、私は東北へとでかけてきます。
こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
日本全国、鉄道網は相当の規模のものがありますので、別にふだん自分が気にかけているわけではない車両が衝突した場合には単に「あぁまた事故か……軽い怪我だけで良かった。安全を願いたいものだ」と思うばかりですが (^^;)、ご贔屓の路線でこれまで大いに親しんだ車両の事故は本当に悲しいものがあります……。これだけ大破すれば復活はまず困難でしょう。
それにしても5000系の地味すぎる存在感は、まさに地味に輪をかけているという意味で際だっていますね (^^;)。同じ路線を走る車両が国鉄101系に東急8000系列といった名車、それにSL+12系や箱形EL+ヲキ・ヲキフという最高に濃いぃ車両であったりしますと、東武8000系のステンレス・バージョンともいえるはずの5000系も、前任地が都営三田線という地味な世界であったがゆえに存在が霞んでしまうのでしょう……(汗)。三田線での引退後も多くの車両が生き残り、秩父・熊本・ジャカルタで活躍しているだけでなく、カラーリングやスタイルも多種多様になっているという点で、趣味的には何気に濃いぃ展開が見られるはずなのですが……。
長野電鉄T6編成の画像、ブログで拝見しました~。確かにスカートがないですね……。屋代線のスカスカぶりは、もう本当に仕方がないのでしょう (-_-;)。