上信で西武401系の生き残りが1本消えることになっても、まだ近江と三岐では残ります。とはいえ、近江に転じた車両の大部分は顔を付け替えたうえで800形としてデビューしており、近江にて原型顔でデビューしたのは、最も早期の1997年に車籍を得た張り上げ屋根車・クモハ820+クモハ1820の2編成ということになります。もっとも、裾の切り欠きがありますので、厳密には原型顔ではないかも知れませんが……。このうち822+1822は、長らく滋賀県警のパト電として異彩を放っていましたが、最近は懐かしの赤電塗装に変わり、ヲタの熱い注目を集めています。
そんな近江赤電、昨年の初秋に中山道の江州ゾーンを歩いた際 (近江鉄道のうち五箇荘以北の区間は、多少離れたりはするものの、事実上中山道の並行路線と言えます)、あわよくばついでに激写♪……な〜んて思ったりもしましたが、通算成績は……三度遠くから見かけて一度も撮れず! (号泣) まぁ、最初から狙って線路際で粘るのでなければ、そうなるのがオチですな。
というわけで、昨年12月の近江EL解体前特別撮影会の際、電車が来る頃合を見計らって彦根駅南で待ち構えたところ、うまい具合に赤電登場♪ ドン曇りでパリッとしない写り具合ですが、後追いも楽勝でしたので目出度しですし、何と言っても、中山道歩きの際に撮り逃したリベンジを半年以内に済ませることが出来たのは良かったです。
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