いつも当ブログを楽しみにご覧頂いている皆様には、ここしばらく通常の更新が途絶えていることを心よりお詫び申し上げます m(_ _)m 通常の業務に加えて出張・出張・旅行・宴会・宴会……と、休む間もないほど目まぐるしい日々を過ごしておりましたもので……。それもようやく落ち着きましたので、今後は徐々に、たまったネタを放出するペースを上げて行きたく存じます。
さて、上記の宴会はいずれも、いつもお世話になっております落花生。様がヤンゴンから一時帰国されていることに伴う歓迎会 (二日連続 ^^;) ですが、このうち一日目は鉄道フォトライターの白川淳様が中心となって開いておられるミャンマー鉄の集い(ミー・ヤターの会。ミーは火、ヤターは車の意。火車が列車を意味するのはチャイナ語と同じですね)にお招き頂きまして、勇躍初参加して参りました。そして、いつも拝見している超!気合い充分の懐旧系撮り鉄ブログ『むかし鉄・いま鉄な日々』の品川530様、及びミャンマー鉄道・バスサイト『民柄場』のフ・エータ様と初めてお会いし、「なるほど……この才能にしてこの充実の内容ありか!」ということを理解したほか、ご参加の皆様と充実したひとときを過ごさせて頂きました♪ 高田馬場らしいミャンマー料理店の、必ずしも日本人ウケするわけではない強烈な辛さとニンニクが効いたメシも最高に素晴らしく、昨年3月以来ご無沙汰なミャンマーに久々に帰ったような気がしました☆ というわけで、白川様・落花生。様ほか、ご参加の皆様には心よりお礼申し上げます!
そんなミャンマー、いろいろと物事が移り変わっているわけでして、翌日のインドネシアの宴にて落花生。様から伺った嬉しい話題としましては……祝!近々日本人の短期観光ビザ免除!! これで北品川の大使館まで足を運んで4,000円を上納する必要がなくなるというものです。4万チャットですから、現地では大金ですよ、これは!!
いっぽう、平和的な政権交代の勢いをうけて、第二のピンロン協定締結=連邦内諸民族の真の宥和を目指すスー・チー政権ながらも、依然として完全和平は難しいようで、ミャンマー国鉄路線網のうち最北の要衝=カチン州都であるミッチーナー、及びその途上にあるナバ〜カタ支線は、当面ゲリラ再活性化により再び外国人立入禁止とのこと。詳しくは外務省の海外安全HPをご参照、といったところでしょうか……。
そして鉄道ネタとしましては、落花生。様がご趣味と職業柄を兼ねて渾身のレポートをされた、ラカイン州のキハ52をめぐる状況が、一同の大きな関心事となりました。「ロヒンギャ問題のからみで危険?」「いやシットウェー周辺は意外と大丈夫」云々……。ロングシート化されながらも美しく上塗りされたキハ52が走る里に平和が定着して欲しいものです。また、参加者一同が大好きな (?) ヤンゴン臨港線は、たとえ三陸をチャーターして走らせたいと思っても、経済活性化によって貨物列車の本数が増えているため、ハードルが極めて高くなっているとのこと。
こんな感じでいろいろな話題が出る中での共通認識は……《東南アジアでは、新たに登場した列車や初めて見聞きした車両がイケてると思ったら、半年以内に行け!の鉄則》は依然として有効だということです。キハ181、臨港線の三陸と広電、LRBE、RBE改造RBT……ミャンマーだけでも一体どれだけの惜別の涙を我々は流して来たことでしょうか! (爆)
そこで参加者一同のアツ過ぎる注目を集めたのが、プノンペンの空港鉄道♪ 次第に鉄道が息を吹き返しつつあるカンボジアでは、近い将来タイ東本線と再接続されたり、徐々に旅客列車の本数も増えつつあるそうですが、そんな中に綺羅星の如く現れたのが、2台の罐 (うち1台はミャンマーのDF1200に近似の、おフランス・アルストム製メーターゲージ共通規格?罐) に挟まれたピカピカな客車が、路面を堂々走るという超絶悩殺シーン! 「これが空港鉄道かよ……」と絶句するのは当然で、近い将来メキシコ製の新型車両が入るとのことですが、これがまた「銀河鉄道555の単行版」(落花生。様評) としか言いようのない超絶バッタ物車両で、「これはこれで激写したい w」ということで議論が一致したのでした……。
そんなこんなでめくるめく変わりゆく東南アジアの鉄道にあって、変わらない存在感を持っているのは保存SL。というわけで、昨年3月に斎藤様&落花生。様とご一緒させて頂いたピュンタザ・マダウ・バゴー訪問ネタの最後の一発として、バゴーの動体保存機の画像をアップしたく存じます。既に重油焚きに改造され、たまに欧米鉄 (稀に日本人鉄) がチャーターしているとのこと。しかしまぁ……これが昔ニャウンカシーの路盤崩壊線路に入線していたかと思うと、罐が吐き出す熱気とは裏腹に、心胆寒からしむるものがありますね……(滝汗)。
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