IGRいわて銀河鉄道では、盛岡から目時まで82kmにわたる長い路線内を走る全ての運用を、非常に少ない所属車両とJR花輪線からの片乗り入れでこなしており、うち一部の列車が八戸へ向かう分だけ青い森701系も盛岡まで乗り入れて来ることになりますが、朝ラッシュ時には4両ものIGR車両が北上まで行ってしまうことから、車両貸借費の清算ならびに盛岡市北部〜滝沢市界隈(大きな工場や大学が結構多い)への通勤通学輸送対応を兼ねて、盛岡色の701系4連が2本乗り入れて来ます。
そのうちの1本は、一ノ関発滝沢行きの1521M。中線にゆっくりと入って来るシーンを、滝沢駅ホーム先端の「Train Spotters」にてゲットしましたが、行先が滝沢から一ノ関に変わってしまっておりショボーン (^^;)。
もう1本は、一ノ関発沼宮内行きの1523M。この2本のIGR線内運行距離の和が、2522MのJR線内運行距離と大体同じになるというからくりです。このカットは、渋民駅から御堂駅まで歩いた一日のスタートに撮ったものですが、渋民まで来ると駅舎もバックも本当に雰囲気が良いです☆
そして滝沢〜渋民間では、車窓風景も結構雄大で、かつて特急や客レで賑わった当時の名作写真の数々も生み出されていますが、どう考えても線路用地内に立ち入らざるを得ないようにも思いましたので、80年代くらいまでは線路内立ち入りも自己責任で大らかな対応の時代だったのだなぁ……としみじみ。
それにしても盛岡色701系は、みちのくの風景に地味にマッチしていて良いです (テレビ局ラッピング車が来なくて良かった!)。鉄コレ701系の続編が出る気配が全くない中、KATOから発売されることに期待しますが、こんな感じで4連もやりたいですので、是非モーターなしの付属編成も宜しくお願いします♡