そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

アメリカが儲からない戦争ミャンマー、アフガニスタン、シリアそしてパレスチナ等はなぜ報道されない

2023-03-28 | 戦争

連日メディアはウクライナ情勢を報道する。70倍もの軍事力を持つロシアの侵略に、ウクライナが絶えているだけでも賞賛に値する。NATO各国などの支援が大きいし、ロシアの横暴にも許せないものがある。報道の過熱は解らなくもない。繰り返されるロシアの敗北も疑わしいものである。
メディアに登場する人物は、笹川財団や防衛省関係の右翼評論家ばかりである。ロシア敗北の願望を前提の評論が透けて見える。
中国の12の提言の2にある、冷戦時代の対立構造を捨てようとしない、NATO諸国それとロシアの固定観念に拭い難いものを感じる。
それにしても、ウクライナ以前からのアフガニスタンやミャンマーの実情も、内線とはいえ相当悲惨な状況であるし、シリアだって終わっていないしロシアが居場所を見つけている。パレスチナは恒常的で報道にもならないのか。内戦といえるかどうか。
これらの国の情報が圧倒的に少ないのは、アメリカが関与していないか、スゴスゴ逃げ去ったかである。
要するにアメリカが軍事的メリット、兵器は売れないか買う財力がないたりをめに、アメリカは遠望しているのである。シリアはトランプが在任期間中唯一砲弾を放ったところである。すぐ裏のイラクからも撤退して居場所もない。
アメリカの属国の日本は、アメリカ軍事ビジネスにすっかり乗って、ウクライナばかりを面白可笑しく報道する。
香港の人権問題やウイグル・チベット地区の人権問題なども、トンと報道されなくなった。アメリカの民主党政権も人権問題に疎くなったのか。
ウクライナについても、プーチンの横暴には許せないものがあるが、経済制裁も思ったほど効果がなく、逆に支援国家が中東やアフリカで増えてくる始末である。ロシアは思ったほど経済制裁の影響はうけてはいない。ロシアはGDPが韓国と同レベルの国である。貧国は経済性にあまり影響を受けない。
日本国内のウクライナ報道には、願望が込められている。


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