日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

アメリカ大統領予備選

2008-02-14 15:50:02 | 社会問題
民主党の候補者オバマさんとヒラリーさん、すごいですね。
あのアメリカで、初めて白人男性でない人が大統領になる、可能性が高いのですから、すごい、というか、時代がここまで来たのですね。
というか、好戦的なブッシュ政権が、こういう時代を作ることに貢献したということもできるのでしょうか。
ずっと、アメリカでエミー賞を取り続けているテレビドラマ、「ザ ホワイトハウス」を見続けているのだけれど、民主党のバートレット大統領の選挙戦もドラマの中で一視聴者として付き合ってきたのだけれど、現実の予備選の最中の今、新聞やニューズウィークで報道されている予備選の方が、より興味深い。
オバマ氏とその家族にはシークレットサービスが付いているとのことだけれど、アメリカ社会の暗部が有能な候補者を気づ付けないことを願う。

で、先日、2004年制作のアメリカ映画「クラッシュ」を見た。
クラッシュ、衝突。
あの9.11以降、アメリカの白人社会が保守傾向を見せ始め、黒人やイスパニッシュ、アジア系に対して、個々人が生活のどの場面においても警戒感を持ち始め、その不信感が命を奪う場面が、やり切れない。

ああ、異人種が入り混じっている社会が引き起こすトラブル、不安の何と重いのか、と思ってしまうところに、
今回の、民主党候補への喝采!である。
アメリカは、いろいろ煩雑を受け入れながらも、さらに、候補者のメッセージに耳を傾け、甲論乙駁の中、リーダーを選ぼうとしている。
今の州の数を表している旗の星。
独立のときの州の数を表している旗の棒線。
世界の合衆国である誇り、なのでしょうね。

余所の国の話で、傍観者なのだけれど、候補者たちの主張を紙面や映像で接し、少し興味をそそられています。
コメント
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