日曜の朝に夫の母が暮らす老人施設から電話が入る。
病院へ緊急搬送の手配をしましたから、ご家族に来てほしい、と。
こちら片道6時間はかかる遠方。
比較的近くに暮らす義弟に事態を連絡。
心肺機能が停止し、意識がない状態だったと、搬送の手配をしてくださった施設から。
その後、心臓は動きを取り戻したけれど、意識は戻らず、2,3日が峠。回復しても植物状態の可能性…。
電話から次々と聞こえてくる話が、余りにも緊急で絵空事のような思い。
付きりの看護となると、交替の必要あり、と夫は考え、月曜の晩に出発の心づもりを決める。
9時過ぎ、一旦意識に反応が見られたので、心臓の血管を広げる手術を今終わったと義弟から電話。
月曜の深夜1時過ぎ、電話。
「亡くなった」と。
月曜日の午後、看護に出発する予定が、ガラガラと替わって、葬儀のための出発となった。
火曜日、通夜。
水曜日、葬儀。
日曜の朝食のテーブルにまでやってきて、食事をとらないまま、亡くなった。
静かな死。
85歳だから、そりゃ探せば、いくつもの病を抱えてはいるけれど、昨日まで普通に暮らし、その続きの明日に死に向かって、そして、人生終了。
先に向こうへ行っている、おばあさんやお父さんが、冥土の入口ので迎えに来てくれていたかしら。
そんなことも、思ったりしながらの、お葬式でした。
病院へ緊急搬送の手配をしましたから、ご家族に来てほしい、と。
こちら片道6時間はかかる遠方。
比較的近くに暮らす義弟に事態を連絡。
心肺機能が停止し、意識がない状態だったと、搬送の手配をしてくださった施設から。
その後、心臓は動きを取り戻したけれど、意識は戻らず、2,3日が峠。回復しても植物状態の可能性…。
電話から次々と聞こえてくる話が、余りにも緊急で絵空事のような思い。
付きりの看護となると、交替の必要あり、と夫は考え、月曜の晩に出発の心づもりを決める。
9時過ぎ、一旦意識に反応が見られたので、心臓の血管を広げる手術を今終わったと義弟から電話。
月曜の深夜1時過ぎ、電話。
「亡くなった」と。
月曜日の午後、看護に出発する予定が、ガラガラと替わって、葬儀のための出発となった。
火曜日、通夜。
水曜日、葬儀。
日曜の朝食のテーブルにまでやってきて、食事をとらないまま、亡くなった。
静かな死。
85歳だから、そりゃ探せば、いくつもの病を抱えてはいるけれど、昨日まで普通に暮らし、その続きの明日に死に向かって、そして、人生終了。
先に向こうへ行っている、おばあさんやお父さんが、冥土の入口ので迎えに来てくれていたかしら。
そんなことも、思ったりしながらの、お葬式でした。