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日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

選択的夫婦別姓法案

2010-02-20 12:16:17 | 私の雑感あれこれ
今日の新聞紙面に、法案の今国会提出に向けてこれから閣議に入るとある。
今、法務大臣は弁護士出身の千葉氏、そして閣僚として、同じ弁護士出身の福島瑞穂さんもいらっしゃる。
期が熟したか、と思われる、のだけれど、
亀井大臣ほか、閣内に反対派、慎重派もいるとか。
うーん、どうして受け入れられないのだろうか。
「選択的」と、断り書きをつけているから、なにも自分の奥さんも別姓になるのではないのに。以前、上記大臣だったかが、別姓にすると、親の面倒を誰が見るのか、という言動をなさったことがあった。
老いた親の面倒(扶養義務)は、子供がみなくてはなりません。(昨今は子供に面倒をかけては申し訳ない、と、行政に頼る親も見受けられますが)
子供が仕事などで適任でなければ、連れ合い(その妻)が見るのもいいのではないでしょうか。
それだけのことです。妻を自分の苗字にすることで、自分の親の面倒を見る係りができた、とするのは、安直です。
同じように学んで、同じように仕事をしている人たちの中に、夫に属するのではなく、自分の生き方を貫きたい、その手立てのひとつとして、別姓で社会人として生きていく、という選択をしたい、と願っている人がいたとしても、それはまかりならん、というのが現在です。
それほど、強い意志があるのであれば、戸籍上の夫婦という選択を放棄しなければ実行できないのです。(現に福島さんは、そうらしいですね)
「選択的」とついているじゃないですか。
自分の姓になって欲しい男性は、別姓を選択したいという女性と結婚しなければいいじゃありませんか。
なぜ、自立的に行きたいという女性を、こんな形式的なところで、踏みにじらなくてはならないのでしょう。体力が有無をいう戦国時代ではないのですから。

先日、ご紹介した、親ばか挨拶状(笑)にも、娘さんは別姓で仕事をします、と書かれていました。
最高学府に進学できるのは男性のみ、という時代からはるか時間が経過しています。
別姓をすべての女性に強制しているのではないのです。
この考え方、「選択的」であっても、受け入れられない、という人の見解、その理由はどうなのでしょうね~。

コメント (9)
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