日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

手塚治虫の漫画「奇子」1、2,、3を読む

2010-09-19 21:12:15 | 本・映画・テレビドラマ・絵・音楽
手塚治虫に「奇子」という漫画があることも、今回勧められて初めて知った。
読み始めて、3冊を一気に読了。
戦後の昭和24年の下山事件や三鷹事件という、教科書でしか知らない戦後の占領軍が統治していた時代をモチーフにした作品。
またまた、先日読んだ井上ひさしの「一週間」が、戦後のシベリア捕虜生活を題材にしていたのと、場所は違えど混乱した時代を書いているので、漫画として登場人物の膨らまし方もさすがだけれど、知らない、戦後という時代を教えてもらえるという要素もあって、良かった。
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ニュースを見ながら

2010-09-19 08:23:19 | 私の雑感あれこれ
臓器移植で、難病から脱出できたひとのニュースが流れる。

「先月、交通事故で脳死になった20代の男性からの臓器提供を受けて・・・」

ドキッ、とする。
ウチは、回復した、快癒した、と喜んでいるけれど、

そうではない事態のひとがいるんだ、と。
ドナー、という言葉は当然知っている。
でも、その家族の、聞こえてこないけど、流されている涙、悔やんでも、叫んでも、元に戻らない、そういう悲しみが、どこかにあるのだと、

黙って、ひとり思っている。

ああ、命があることは、それだけで幸いなのだ。
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