青空なのに、風が冷たい。先日購入した小鳥の水飲み用の水(まだ水を張って1、2日)も凍っていた。
この寒気の中で作業をすると、風邪を引きそうで退散。
ぐうたらな一日だった。
寝そべっていても空想は自由。
先日見た映画「キング・アーサー」を思い起こしていた。
時代は紀元415年から始まる。
ローマに侵略されて、ローマ帝国の領土を守る騎士を15年務めよ、と命じられ、東ヨーロッパを離れ、ブリテンに、という場面からスタートする。
ローマがキリスト教を国境としたのは4世紀末。だから、5世紀のローマ領土であるブリテン(イギリス)の地も、キリスト教が正当な宗教であり、その地の民族の宗教に固執するものは異教徒として拷問の対象になっている。
異教徒は拷問による死を迎えることによって、異教徒であった罪から免れることが出来る、と司教は説く。
なんとも。
キリスト教がローマ社会に受け入れられるまで、キリスト教徒も迫害を受けてきたのだけれど、国教になったら、今度はキリスト教徒以外を迫害する側に回るだけなのか。宗教ってそういうものか、と、頭の中で自問自答している。
古代のギリシャやローマ人も神をよりどころにしていたけれど、彼らは多神教であり、鷹揚なところがあった。比してユダヤ教、キリスト教は一神教で、自分の信じている神以外を排斥するのだ(この時点でイスラム教は存在していない)。
まったくいい加減な思考なのだけれど、私たち日本人も、この多神教タイプに属する民族なんだと、考えたりする。
熱心なキリスト教徒であるブッシュが、イスラム教を攻撃することにためらうことがなかったのも、こんな、本来のキリスト教徒、の映像が彼の中にあったからだろうか。
長らく、地球文化のリーダー的存在だった欧米人たちを覆っている、この一神教的思考の癖は、ときどき顔を出したりするのだろう。
自分の中での宗教って、なんだろう。
「ウチは○○教徒だから、その教えに従いなさい」って、いう導き方は受けていない。
それは日本育ちだからであって、別の国に生まれていたら、もっと自分の中に、宗教が占領していたのかも知れない。
そういえば、以前我が家に短期間ホームスティにきたアメリカ人の女の子は、日曜だからといって教会に行っていなかった。
例えば、アメリカではどれくらいの人が日曜に教会へ行っているのだろう。
人気のアメリカドラマ「ザ・ホワイトハウス」のバートレット大統領(民主党)は、教会に行く人だったけど…。
こんなとりとめもないことを、妄想しながらの休日、でした。
アーサー王の映画「キング・アーサー」(2004年製作)について検索したら、すごく読みやすい解説があったので、貼り付けておきます。
http://www.moonover.jp/2goukan/arthur/king_arthur.htm
この時代を理解するのに、凄くわかりやすいアンチョコです。
寒いことを言い訳にして、午前中はパソコンの前に座っていました。ハイ
この寒気の中で作業をすると、風邪を引きそうで退散。
ぐうたらな一日だった。
寝そべっていても空想は自由。
先日見た映画「キング・アーサー」を思い起こしていた。
時代は紀元415年から始まる。
ローマに侵略されて、ローマ帝国の領土を守る騎士を15年務めよ、と命じられ、東ヨーロッパを離れ、ブリテンに、という場面からスタートする。
ローマがキリスト教を国境としたのは4世紀末。だから、5世紀のローマ領土であるブリテン(イギリス)の地も、キリスト教が正当な宗教であり、その地の民族の宗教に固執するものは異教徒として拷問の対象になっている。
異教徒は拷問による死を迎えることによって、異教徒であった罪から免れることが出来る、と司教は説く。
なんとも。
キリスト教がローマ社会に受け入れられるまで、キリスト教徒も迫害を受けてきたのだけれど、国教になったら、今度はキリスト教徒以外を迫害する側に回るだけなのか。宗教ってそういうものか、と、頭の中で自問自答している。
古代のギリシャやローマ人も神をよりどころにしていたけれど、彼らは多神教であり、鷹揚なところがあった。比してユダヤ教、キリスト教は一神教で、自分の信じている神以外を排斥するのだ(この時点でイスラム教は存在していない)。
まったくいい加減な思考なのだけれど、私たち日本人も、この多神教タイプに属する民族なんだと、考えたりする。
熱心なキリスト教徒であるブッシュが、イスラム教を攻撃することにためらうことがなかったのも、こんな、本来のキリスト教徒、の映像が彼の中にあったからだろうか。
長らく、地球文化のリーダー的存在だった欧米人たちを覆っている、この一神教的思考の癖は、ときどき顔を出したりするのだろう。
自分の中での宗教って、なんだろう。
「ウチは○○教徒だから、その教えに従いなさい」って、いう導き方は受けていない。
それは日本育ちだからであって、別の国に生まれていたら、もっと自分の中に、宗教が占領していたのかも知れない。
そういえば、以前我が家に短期間ホームスティにきたアメリカ人の女の子は、日曜だからといって教会に行っていなかった。
例えば、アメリカではどれくらいの人が日曜に教会へ行っているのだろう。
人気のアメリカドラマ「ザ・ホワイトハウス」のバートレット大統領(民主党)は、教会に行く人だったけど…。
こんなとりとめもないことを、妄想しながらの休日、でした。
アーサー王の映画「キング・アーサー」(2004年製作)について検索したら、すごく読みやすい解説があったので、貼り付けておきます。
http://www.moonover.jp/2goukan/arthur/king_arthur.htm
この時代を理解するのに、凄くわかりやすいアンチョコです。
寒いことを言い訳にして、午前中はパソコンの前に座っていました。ハイ