日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

12月から始まったボランティア

2014-01-31 11:38:37 | 私の雑感あれこれ
任期3年。
10年もやっている人もあるらしいから、私は新参者。運転初心者、若葉マークの状況です。
町の施設を使って、月1回の定例会もあり、各部門の活動報告もなされます。これまで知らなかったことが数字を出し、資料を添付して説明されたりするので、理解が深まります。
例えば、私たちはお医者さんにかかると、医療費として3割負担します。お医者さんには、本人から3割、健康保険組合から7割支払われるというシステム。誰もが知っているけれど、ついつい医療費って、その3割のこと、という捉え方をしがちではありませんか。
例えば生活保護の受給者の方は、医療費の本人負担はゼロです。で、彼らは健康保険にも加入していません。だから、町が(国からの助成もあるのですが)10割支出するのです。
例えば、長期入院を余儀なくされる患者さんが多い病院(精神病院)には、家族から見放されて、生活保護の対象となり、公が入院費用も生活費も扶助している、ということも数字で知りました。こんな機会がないと、知らないで終わることでした。
私たちの町の生活保護受給者の割合も、全国平均を下回っている、とか、働いていた母親の出産後の待機児童はゼロだけれど、これから働らきたい人への対応までは充分でない、とか、町の状況も耳に入ります。

具体的な役割としては、ひとり暮らし高齢者訪問をしています。
月1回の高齢者体操の世話役のお手伝いをしています。

で、??と思っていることがあります。
初めての集まりで知ったことですが、このボランティアは有料なのです。笑
互助会という仕組みがあって、毎月1500円、半年分9000円を各人から集めるのです!
活動内容については、きちんと報告があるのに、ことお金のことになると、
「○月○日、監査委員の監査を受け、了承されました」で、会計報告書もなし。
規約が冊子に綴ってありましたが、話題には一切登りません。
1、メンバーの同居する親などが死亡したときの香典とお花を送る
2、退任するときに○○円相当の記念品を贈る
なんて項目が並んでいます。
新年会がありましたが、その費用も徴収されなかったので、そちらで賄われたのでしょう。一緒に就任した人で、都合により欠席した人も、9000円です。
愚痴の類ですが、その新年会に、町長はじめ、担当部長、課長など6名も招待しているのです。
集まりは週日にあることもあり、殆どが定年後世代のボランティア。45名ほどのボランティア組織なのに、6名も招待は多すぎる、と目くじら立てている先輩さんもいました。私も同意です。
まだ、若葉マークで様子をみている状況ですが、いずれは互助会の会計報告書の配布。次年度の予算、変更の余地についても、話題に出来たらいいなと、思っています。

大都市近郊の町です。
30年ほど前に宅地開発されて入居した人たちと、先祖代々住み続けている人たちがいて、お葬式に対する考え方もビックリするほど違います。
親元を若いうちに離れて、転勤族暮らしだった私には、そういうことを知ることも勉強です。私が育った田舎の50年前と似たり寄ったりの仕来りが今も続いているようです。
理屈が通る人が大勢でしょうから、もう少し経ったら「オープンな会計に」ってことぐらいは、そのうちに提案してみようと思います。
会計担当者に不正があるというわけではありませんけどね。







コメント (4)
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