日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

お誘いを受けて。

2015-07-15 21:45:56 | 私の雑感あれこれ
地域の民生委員として、70代の高齢者の集まりへのお誘いを受けました。
「鴇(トキ)の会」というグループ。

命名者、博識です。
70代の方たちのグループ名で、偏が七十なんですもの。
そして、私たちの地域名に「鳥」がつくのです。
最初に聞いたときは、「朱鷺の墓」の朱鷺じゃあないんだ、と思ったけれど、それじゃあ意味をなさないのです。

七夕の会として、大正琴の演奏をするので、一度はご出席いただけますか、というお誘いでした。

私の世代にとっては、大正琴はなじみのない楽器です。
いつごろ盛んに弾かれた楽器だったのか、などいわれなどを聞きたかったのですが、世代が違うので、私のような疑問を抱くことすらわからない、でしょうね。

で、七夕用の短冊が用意されていました。

自分が短冊に願いを書く、なんて、記憶にありません。
子どもが幼稚園の頃「ウルトラマンになるためにウルトラ大学に行きたい」なんて書いていたことはありますけどね。

今の自分が一番願うのは~~~。

-健康-でした。

「日々健康に過ごせますように」

筆ペンで書こうとして思いました。滅多に改まって文字を書いていないと。

実に凡庸な。
でも、これがないと、何事も乗り越えられないし、楽しくありませんから。


退席する前に、みなさんに一言、として
最寄警察署から、民生員の例会で、高齢者の方々に伝えてほしいと頼まれていた伝言、「振り込め詐欺に注意してください。自分が大丈夫、という人が危ない」という話をさせていただきました。






コメント (4)
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耳に残っているフレーズ

2015-07-15 21:15:40 | 社会問題
月に1度ペースで、一人暮らしの高齢者宅を訪問している。
先々月、その方の口から 「もう、死んでもいいわ~」と。
なんだか、返答に詰まった。

他のお年寄り宅では、毎回、近くだったり、県内居住だったり、の子供たちの話題が出るのだけれど、彼女との話は、毎度趣味のカラオケや水泳、身体の調子や食事のこと、だった。

先月訪問したときは不在で、たまたま持ち合わせていた名刺をポストに入れてきたのです。

で、今月の、民生委員の例会時に、施設に入居なさったと知りました。

なんだか、あのフレーズを耳にしたときの場面が思い起こされます。

きっと、息子さんらと施設収去の話題が現実的になっていた時だったのでしょう。
私とはまだ1年余りのお付き合いだから、もうひとつ踏み込んだ話をしないで、これまで暮らしてきた場所での生活がおしまいになることを総括して出てきた言葉だったのでしょうね。


彼女の入居を知らせてくれたひとは、老人会の長い付き合いがあるひとで、人柄も十分熟知しているらしく、「結構、思い込みでなんでもしゃべる人、自分勝手なんだから~」といったタイプらしい。
施設でも、元気でハキハキやっていてくださると、いいな。
一人暮らしよりも、楽しいかもしれないし。

近隣に住んでいる子どもがいないもので、ついつい将来の自分の状況に重ねてしまうところがあるのです。









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