日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

薬漬け、なんでしょうね~。

2015-07-05 08:18:13 | 社会問題
土曜日、読売系のテレビをつけたら、高齢者の薬漬けが取り上げられていました。

75歳以上の高齢者宅で、薬価にして480億円分が処方されたものの飲まれないで無駄になっている、という。(どういう調査をしたものか?)
画面には、ええっ!とのけぞりたくなるほどの錠剤が映し出され、一人の方が、飲まずに持っている薬、だと説明されていました。
ある病院に、吐き気が治まらず入院中の患者さん。担当医師によると、日々飲んでいる薬を一旦休止したら、症状が改善した、と。
薬害、だったのです。

高血圧やコレステロール改善の薬から始まって、種類がどんどん増えていくと、管理できなくなるケースがみられる、のだと。

赤字の山だという健康保険なのに、480億円はもったいない、と思う。
何でそんな施薬を?

医療業界の利潤につながるから。
患者自身の自己負担率が低いから。

なんか、そんな気がしてしまうのは、天邪鬼なのだろうか。
薬が手元にある、というのは、万一の時の安心になるのは分かるけれど、
その安心には、それに対応するコストも支払ってこそ、だと思う。

以前、70歳以上の高齢者の医療費が無料だった時期があった。
「一人暮らししていると生活費がかかるのに、一旦入院すると、食費も無料になって、な~んにもお金が要らないの」と、自分の体験を語っていた人がいた。
その人は、自分にはありがたいけれど、「なんだか変だ」というニュアンスで語っていた。

その後、医療費赤字が取りざたされるようになって、高齢者無料は廃止され(1割負担)、さらに、一定以上の所得がある高齢者は3割負担に(なっているのか、これからなるのか)。
そう、医療にかかるということは、保険を使う、ということで、1割払えばいい、の奥には、9割の出費もなされていることを思いたい。

480億円もの薬が無駄になっていくのかと思うと、私的には「なんだか変だ」と思います。

薬が過剰かどうかの管理にもコストがかかるから野放し、では、やっぱりおかしい。
それで、チェックに動き出した薬局もあるそうですが、
こういう隙間で、無駄が見落とされているのですね。



コメント (4)
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雨降りの合間に。

2015-07-05 07:44:43 | 庭 7月
庭はたっぷり水分を含んでいる。
開花したバラも雨水が重そうに項垂れている。

合間をぬって、エヒメAIの水溶液を散布した。
土の中で善玉菌が活躍してくれますように、と自己流に思って。


期待のバラ フォールスタッフ。1昨年に買ったものですが、日照の関係か育ちがイマイチなのです。で、挿し木したら、そちらは順調で、この2輪は、親株と挿し木株から1輪ずつです。八朔の下は木陰で暗めなので、椅子を移動してパチリ。





ブラックティーとマリリンモンローも素敵にコラボ。奥に紫のグラジオラスです。





今、お気に入りのシャンテ・ロサ・ミサト。で、5月半ばに挿し木したのも2株育ち中です。









道路側から庭に階段を上がったところで、ガードルート・ジェキルが1輪(真ん中)お出迎え。インパチェンスやペチュニアが周りを飾っています。



バーガンジーアイスバーグです。これまでは、うどんこ病がひどかったのですが、今年は元気です。




常々、全体のバランスを、と考えているハズが、ついつい、空いている場所を埋める、になってしまって、期待通りのレベルになっていません。
バラの背景には1年通して楽しめるカラーリーフで、全体を整えていき、余裕をもって(あっちも、こっちもの空スペースを埋めるのに追われる感じになるから)、季節の花を置く、という形にしていったらいいのかしら、なんて思案中です。




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