土曜日、読売系のテレビをつけたら、高齢者の薬漬けが取り上げられていました。
75歳以上の高齢者宅で、薬価にして480億円分が処方されたものの飲まれないで無駄になっている、という。(どういう調査をしたものか?)
画面には、ええっ!とのけぞりたくなるほどの錠剤が映し出され、一人の方が、飲まずに持っている薬、だと説明されていました。
ある病院に、吐き気が治まらず入院中の患者さん。担当医師によると、日々飲んでいる薬を一旦休止したら、症状が改善した、と。
薬害、だったのです。
高血圧やコレステロール改善の薬から始まって、種類がどんどん増えていくと、管理できなくなるケースがみられる、のだと。
赤字の山だという健康保険なのに、480億円はもったいない、と思う。
何でそんな施薬を?
医療業界の利潤につながるから。
患者自身の自己負担率が低いから。
なんか、そんな気がしてしまうのは、天邪鬼なのだろうか。
薬が手元にある、というのは、万一の時の安心になるのは分かるけれど、
その安心には、それに対応するコストも支払ってこそ、だと思う。
以前、70歳以上の高齢者の医療費が無料だった時期があった。
「一人暮らししていると生活費がかかるのに、一旦入院すると、食費も無料になって、な~んにもお金が要らないの」と、自分の体験を語っていた人がいた。
その人は、自分にはありがたいけれど、「なんだか変だ」というニュアンスで語っていた。
その後、医療費赤字が取りざたされるようになって、高齢者無料は廃止され(1割負担)、さらに、一定以上の所得がある高齢者は3割負担に(なっているのか、これからなるのか)。
そう、医療にかかるということは、保険を使う、ということで、1割払えばいい、の奥には、9割の出費もなされていることを思いたい。
480億円もの薬が無駄になっていくのかと思うと、私的には「なんだか変だ」と思います。
薬が過剰かどうかの管理にもコストがかかるから野放し、では、やっぱりおかしい。
それで、チェックに動き出した薬局もあるそうですが、
こういう隙間で、無駄が見落とされているのですね。
75歳以上の高齢者宅で、薬価にして480億円分が処方されたものの飲まれないで無駄になっている、という。(どういう調査をしたものか?)
画面には、ええっ!とのけぞりたくなるほどの錠剤が映し出され、一人の方が、飲まずに持っている薬、だと説明されていました。
ある病院に、吐き気が治まらず入院中の患者さん。担当医師によると、日々飲んでいる薬を一旦休止したら、症状が改善した、と。
薬害、だったのです。
高血圧やコレステロール改善の薬から始まって、種類がどんどん増えていくと、管理できなくなるケースがみられる、のだと。
赤字の山だという健康保険なのに、480億円はもったいない、と思う。
何でそんな施薬を?
医療業界の利潤につながるから。
患者自身の自己負担率が低いから。
なんか、そんな気がしてしまうのは、天邪鬼なのだろうか。
薬が手元にある、というのは、万一の時の安心になるのは分かるけれど、
その安心には、それに対応するコストも支払ってこそ、だと思う。
以前、70歳以上の高齢者の医療費が無料だった時期があった。
「一人暮らししていると生活費がかかるのに、一旦入院すると、食費も無料になって、な~んにもお金が要らないの」と、自分の体験を語っていた人がいた。
その人は、自分にはありがたいけれど、「なんだか変だ」というニュアンスで語っていた。
その後、医療費赤字が取りざたされるようになって、高齢者無料は廃止され(1割負担)、さらに、一定以上の所得がある高齢者は3割負担に(なっているのか、これからなるのか)。
そう、医療にかかるということは、保険を使う、ということで、1割払えばいい、の奥には、9割の出費もなされていることを思いたい。
480億円もの薬が無駄になっていくのかと思うと、私的には「なんだか変だ」と思います。
薬が過剰かどうかの管理にもコストがかかるから野放し、では、やっぱりおかしい。
それで、チェックに動き出した薬局もあるそうですが、
こういう隙間で、無駄が見落とされているのですね。