日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

最終日まで充実した8月でした。

2016-09-01 15:51:58 | 私の雑感あれこれ
一段落して、月末に配布する広報誌やつぎの回覧物を整理していました。
戻ってきた回覧版を開くと、前回の回覧物に、8月31日の座談会の案内というのに目が留まりました。

テーマは「○○町防災マップから学ぶ、もし地震が起きたらどうしますか」とある。
そして、内容には、町の活断層を知ろう、と。

活断層はかねがね関心があったので、明日の31日は出席しようと予定に入れました。

そうして、31日の朝に民生委員仲間から一本の電話。
今日の座談会に出るかどうか、できれば出て、東北被災地研修での話を語ってほしい、と。

了解。
研修の後に書き留めていたブログ記事をプリントし、現地でもらったパンフレット、冊子、東北エリアの地図を持参で出席しました。
突然の電話なので、どんな位置づけなのかもわかりません。
時間通りに出向いて、様子を見ていました。
特にスケジュールに組まれているのではないようです。一出席者として、行政からの話を聞いたり座談の場に加わったりしていました。

主催側代表から、○さん、東北の被災地に行ってこられたそうで、時間が少しでいいから、ちょこっと話してくれない?と最後に話がとんできました。
主催者側としては、この企画に重なっているのだから、東北の被災地の話題も取り上げてもらえたら、いいわね、ぐらいなのはわかります。

「ほんの、短くていいからね」と、話者である私の負担にならないようにという配慮と進行上も短めがベストとの思いがありありとわかります。

東北被災地で接した4人のガイドさんたちを思うと、お茶を濁すような取り上げ方で終わるのはいやだな~と直感。

で、10分ほどの話をしたでしょうか。
「かいつまんで話してください」といわれても、東北の被災地で聞いてきたお話を思うと、そんなに短くは話せません、と前置きして始めました。
手元に持っていた地図や冊子、パンフレットをみなさんに回してもらい、研修行程順に話を進めました。短時間にしてほしいという主催者側の意図をもあり、端折りながら、でも、これは端折っちゃいけない、とジレンマを覚えたりの葛藤しながらのバタバタ話でした。

自分としては、もっと20分ぐらいの時間があれば、聴き手の頭の中を想定しながら話を進行できたのに、と実は残念なのです。
話者は知っていることを話すのですから、スピードアップはできても、初めて話の中に連れて行かれる聴き手には、地理的空間を想像したりの段取りが要ります。現地の当事者だからこその話を聴き、いま伝えようとしているのに、あ~ぁ、もっとよい形で伝えることができていたらと思いながら。
ま、それには、主催者側にその旨を事前に伝えておくべきだったのですけれど、そこまで積極的になる程でもないと思っていたわけですから、仕方がありません。

集まりが終わって、ある方から「最初にこの話(被災地研修の話)をお聞きしたかったわ」と声をかけてくださった方がありました。時間に押されることなく、という意味だったのでしょう。

みなさんの表情を見ながら話すという余裕もなくせかせかと進めたことが、返す返すも残念です。
ま、これがきっかけとなって、またなにか変るかも。苦笑








コメント
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