公募展「白日会」を見てきた。
一角に車椅子の年配女性とイスを押す男性の姿。
「ほんとうは写真撮影禁止なのですけど、許可を貰っているのです」と仰って、一枚の絵と車椅子女性が、男性のカメラに収まる。
「息子が描いた絵とこんな風に写真を映して、年賀状にしているのです」と。
とならば、女性の年頃から、
つい、「息子さんはおいくつですか」と聞いてしまう。
「33歳になります。まだ若手でまだまだこれからなのです」
「33歳ですか。プロの絵描きさんになっていかれるってすごいですね~」などと雑談。
大学卒業して、教職に就くと思っていたら、絵で行きたいと言い出して…。まだ白日会の公募展出品は3回目とのこと。
同じような年頃の絵を描くことが大好きだった息子がいたものだから、この若い絵描きさんも幼いときから、さぞエピソードを持っている少年だったろうと思ったりする。
モデルさんに着せる洋服も、自分で生地屋で布を買って、ミシンで作るらしい。そのために洋裁も習ったそうな。なんたるこだわり!
元来手先が器用だから、躊躇せずできるのだろう。
時に息子から、レベルアップのために休暇をとって研修しているとか聞くけれど、分野が違っても、似ているようなきもしないではない。
見ず知らずの青年だけれど、がんばってほしい。
そして、この美術館に飾られている絵、一つ一つに、そんな思いが詰まっているのだろうな、とも思う。
幼稚園の頃、母の日のプレゼントだったか、不用の風呂敷と不用のパジャマの紐を使って、ポシェットを作ってくれたことを思い出した。
そういえば、私が毛糸を編んでいると、自分もマフラーを編みたいとせがみ、ガーター編みでせっせと編んでいた。
今は手術で、直径数ミリの血管を何針で縫う、とかいう世界にいる。
よく、謙遜も込めて「不器用だから」という表現があるけれど、
幼いときから手先は器用だった。
フフフ、生き方は不器用なのかも知れないけれど。
この絵を描いた33歳も、そんな器用な青年に違いない。
ご両親と出会ったもの何かの縁。33歳の絵描きさん、ガンバレー。
あっ、今気づいた。
男性が車椅子女性と絵の写真を撮っていたけれど、話の流れで、ご夫婦とわかったのだから、私が追加でもう一枚シャッターを押すべきでした。
絵の前でご夫婦揃った写真の一枚が欲しかったに違いない。
ああ、なんとトボケな私よ。
一角に車椅子の年配女性とイスを押す男性の姿。
「ほんとうは写真撮影禁止なのですけど、許可を貰っているのです」と仰って、一枚の絵と車椅子女性が、男性のカメラに収まる。
「息子が描いた絵とこんな風に写真を映して、年賀状にしているのです」と。
とならば、女性の年頃から、
つい、「息子さんはおいくつですか」と聞いてしまう。
「33歳になります。まだ若手でまだまだこれからなのです」
「33歳ですか。プロの絵描きさんになっていかれるってすごいですね~」などと雑談。
大学卒業して、教職に就くと思っていたら、絵で行きたいと言い出して…。まだ白日会の公募展出品は3回目とのこと。
同じような年頃の絵を描くことが大好きだった息子がいたものだから、この若い絵描きさんも幼いときから、さぞエピソードを持っている少年だったろうと思ったりする。
モデルさんに着せる洋服も、自分で生地屋で布を買って、ミシンで作るらしい。そのために洋裁も習ったそうな。なんたるこだわり!
元来手先が器用だから、躊躇せずできるのだろう。
時に息子から、レベルアップのために休暇をとって研修しているとか聞くけれど、分野が違っても、似ているようなきもしないではない。
見ず知らずの青年だけれど、がんばってほしい。
そして、この美術館に飾られている絵、一つ一つに、そんな思いが詰まっているのだろうな、とも思う。
幼稚園の頃、母の日のプレゼントだったか、不用の風呂敷と不用のパジャマの紐を使って、ポシェットを作ってくれたことを思い出した。
そういえば、私が毛糸を編んでいると、自分もマフラーを編みたいとせがみ、ガーター編みでせっせと編んでいた。
今は手術で、直径数ミリの血管を何針で縫う、とかいう世界にいる。
よく、謙遜も込めて「不器用だから」という表現があるけれど、
幼いときから手先は器用だった。
フフフ、生き方は不器用なのかも知れないけれど。
この絵を描いた33歳も、そんな器用な青年に違いない。
ご両親と出会ったもの何かの縁。33歳の絵描きさん、ガンバレー。
あっ、今気づいた。
男性が車椅子女性と絵の写真を撮っていたけれど、話の流れで、ご夫婦とわかったのだから、私が追加でもう一枚シャッターを押すべきでした。
絵の前でご夫婦揃った写真の一枚が欲しかったに違いない。
ああ、なんとトボケな私よ。
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