日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

知らなかったことが見えてくる。

2013-01-22 10:20:57 | 母のことなど
前記事でリュウノヒゲ(我が家のものは多分、正確には玉龍と思われる)を植えたことを書いた。で、街中を自転車で行き交うと、あっちにもこっちにも、植木の根元は、株が大きく育つも放置されたままのリュウノヒゲだらけ!
20年以上も行き来している道端なのに、自分がかかわらないと全くの無関心でした。
ああ、株分けしたら随分増えるのに~、と余計な詮索しながら眺めた昨日のワタシ、でした。

ものごと、なににつけても、しかり、なのだろうな、と思います。
関わる事になって初めて、その実態が理解できる、ということ。

久しぶりに電話したら、母も変わりなく、順調な生活とのこと。ひと安心。4月か5月に遠路(車で5時間ぐらい)我が家まで来る、ことになった。
体力が下降しないように、気持ちに張りが出てくれたらいいと思う。
今の介護認定は2月まで。再度認定することになるけれど、現在要介護3だけれど、要介護2になるのでは、と予想している。
「座位から歩行器につかまって立つ」ことに補助がいる。だから、歩行器たよりに一人でトイレに行く、といっても、1時間、2時間と一人にしておくことは出来ない。
週3日のデイケアは助かる。知り合いがたくさん出来て、すっかり慣れたようだ。

お正月に弟宅に、弟の子供たち、妻のお父さん(80代、山岳写真家)や妹さんたちなど、大勢が集まった、と。
妻のお父さんは、母に「同じ年まで生きるとすると、まだ10年以上ある」と、ニコニコと話も弾んだという。
96歳の母の存在が、80代の人に元気を与えているのか、とほほえましく聞こえてきた。
急遽、自分の娘が姑の介護を引き受けることになって、とココロを尖がらせるケースもあるだろうけれど、そんな片鱗も見せず、「こんど景色のいい山へ行楽に行きましょう」と母を誘ってくれた、とのこと。なんぼなんでもそれは無理、と弟は苦笑していたけど(笑)。

いくつになっても、初めて見えてくるものがある。

道端のリュウノヒゲにようやく気付いたワタシなのだから、世の中知らないことが目白押し、なのだと思う。



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2 コメント

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Unknown (serena)
2013-01-24 12:36:42
心豊かなご家族と言う印象です。みなさん心から幸せなのですね。
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今年もよろしく (街中の案山子)
2013-01-24 19:03:41
恵まれた環境だと、つくずく思います。母も、私も。弟夫婦のお陰です。
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