一度、交通事故に遭ったことがある。
私は自転車を引いていて、乗用車とぶつかった。
自転車がひしゃげたけれど、私を守ってくれたのか、救急車で運ばれて、頭は包帯でぐるぐる巻きになったけれど、一晩だけで退院した。
ああ、よかった、と喜び(夫も安堵してくれた)、
だからかどうか不確かだけれど、カナリアを飼い始めた。
そんな若いころ。
夫の実家の夕餉の席で、
何かの拍子にこのエピソードを語ったら、
「バチがあたったんだ」という言葉が返された。
ワタシ「・・・」。
自分は、この席では、そういう立場なのだ、と受け止めるしかなかった。
確か24歳ぐらいだった。
辛かった。
幾星霜。
大事な息子を奪われて、そんな気分だったのだろう。
思ったことを口にするタイプで、
だから出た言葉。
ワタシの神経も太くなって、歳月とともに癒されたけれど、
夫にとっては、それぐらい我慢しろよ、程度の話題。
24歳の私は納得できる器量ではなかった。
夕餉の席で、あの言葉が耳に届いたときの、ワタシの時間が一瞬止まった、ことには誰も気づかない。
そんな些細なエピソード。
ウフフ、もういい。
それほどまでの喪失感だったんだ、ということが判るから。
大事故でなかったことが幸いだったのだから。
私は自転車を引いていて、乗用車とぶつかった。
自転車がひしゃげたけれど、私を守ってくれたのか、救急車で運ばれて、頭は包帯でぐるぐる巻きになったけれど、一晩だけで退院した。
ああ、よかった、と喜び(夫も安堵してくれた)、
だからかどうか不確かだけれど、カナリアを飼い始めた。
そんな若いころ。
夫の実家の夕餉の席で、
何かの拍子にこのエピソードを語ったら、
「バチがあたったんだ」という言葉が返された。
ワタシ「・・・」。
自分は、この席では、そういう立場なのだ、と受け止めるしかなかった。
確か24歳ぐらいだった。
辛かった。
幾星霜。
大事な息子を奪われて、そんな気分だったのだろう。
思ったことを口にするタイプで、
だから出た言葉。
ワタシの神経も太くなって、歳月とともに癒されたけれど、
夫にとっては、それぐらい我慢しろよ、程度の話題。
24歳の私は納得できる器量ではなかった。
夕餉の席で、あの言葉が耳に届いたときの、ワタシの時間が一瞬止まった、ことには誰も気づかない。
そんな些細なエピソード。
ウフフ、もういい。
それほどまでの喪失感だったんだ、ということが判るから。
大事故でなかったことが幸いだったのだから。
「バチって何のバチ?」
わたしも相当な脊髄反射タイプですから、思った言葉が止まらなくて・・・(´ω`;)
きっと毎日、いろんな人を傷つけているんだろうなと反省です。
悲しいものです。居る場所がないって。
先日京都にオバサン三人バス旅行したのですが、ひとりが恋愛経験なしでお見合結婚だから、損した!と言い出したので、ワタシ、中学、高校時代のホンワカ話をしちゃった!結婚した直ぐ後の、こんな悲しい話はしていないけれど…。