日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ボヤキです。

2007-04-28 09:14:53 | 私の雑感あれこれ
「少し生活に余裕が出てくると、何故かアジアやアフリカへの援助をしたがる日本人」という投稿を新聞に見つけたのは、去年だったか。

自分の暮らしが立ち行かないでは、寄付どころではないし、それは流れとして「アリ」の話だし、役に立つことで満たされたいという気持ちも欲求として持っているものだと思うから、否定すべきことではないと思う。

我が家も、そういう形で、毎年、年の瀬に今年一年息災に暮らして来れた印として、長年続いているNGOに寄付をしてきました。

そして、もうちょっと関わりたいと、団体に通うようになったのですが、近くに接するのと、遠くから傍観するのとで、微妙に違って見えてきて…。

社会人のベテランの部類ですから、物事は絵空事ではないし、何かするには、予算が…、は判っています。
だけど、収支報告をまじまじとみて、
「……」。
大雑把に言って、
収入のうち
賛助会費2200万円
寄付金4000万円
支出
人件費5000万円

この数字を見て、なーんだ、私の寄付金は、専従職員の給料だった。
アジアの人の何かに役立って、と思っていたけれど…。
物も、お金も、人も送らず、「人を育てるのが目標」との路線の団体だけれど、
毎年5000万円のお金があれば、もっと実効性があることができないものか…。

それはダメです。
どうして?

専従職員が失職してしまいますから。
そうか、そうなのですね。

資金援助は現地の日本人修道女に手渡し。
それを持っていく自分の渡航費は、自前で。
そんな内容の本を読んだばかりだから(曽野綾子さんの著書)、なーんか、隔靴掻痒の気分。
ちっぽけな寄付金なんて、こんなもの、なのでしょうかね。


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