日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

同世代を生きる

2014-01-14 07:03:12 | 私の雑感あれこれ
夫が、久々の同窓(大学テニス部仲間)に会ってきた。
その殆どが40年超ぶりの顔合わせで40人も集まったという。
仲間の某氏が日本を代表する起業のトップに就任したことから、その祝賀の集まり。
随分楽しかったらしい。「夢のような時間だった」と。

某氏は少し時間を下さい、と断って話をしたけれど、なかなか味わい深いエピソードであったりして、やがて経済紙の「私の履歴書」に載ったりするかも、なんて。笑

その話の流れで、夫は私に
「マルクス アウレリウスを知っているか」と聞いてきた。

「あなたの奥さん(私のこと)は知っているのですよ」(エヘン)という気分で答えた(苦笑)。
いわゆる古代ローマの五賢帝のひとり、なのです。

企業人になって40年、今、何万人もの起業のトップ職になった彼が、マルクス アウレリウスを何百ペンも読んでいる、と聞いて、夫も興味を持ったらしい。キンドルで即購入。(数分で、夫と私、双方のipadで読めるようになります)。

これから、ボツボツとマルクス アウレリウスの自省録を読み始めます。
私は、ローマ人の物語-賢帝の世紀-(文庫本で3冊)で賢帝アントニウス ピウスまでを読み、一旦、ローマの構造物についての項(文庫本2冊)の最中です。その後にマルクス アウレリウスという流れになるところでした。

塩野七生さんの物語では、為政者としての皇帝が主に描かれるでしょうから、「自省録」の中身に深く入ることはないでしょう。
「ローマ人の物語」という街道を道草しながら辿っている私には、マルクスという皇帝の書物を読むのにグットタイミングではありました。

いろいろ検索して、こんなブログ記事も見つけたり。


これが、紀元2世紀の人の書き残したものだから、すごい。
そして、ひょんな縁で、出会えることが喜びです。
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春を待つ。庭もワタシも。

2014-01-13 08:11:06 | 庭 1月
写真は今日午後早々に庭にやって来たオブジェ。読書するエンジェルは写真左端にあります。判るかしら。


一年の気温を波状であらわすと、今は底に当る部分。
植物には、約束どおりのこの寒気が必要なのだろうけれど、今のワタシの心中は、あちこちから新芽が吹き出してくる春を待っている。

禁じ手かも知れないけれど、先日、秋口にバラの挿し木したものを2本地植えにしてみた。今は根っこも休眠期。葉っぱの成長もストップしている。目覚めたときそのままスクスクと育っていってくれたら、という願望で。窓越しに何度もチェック、頑張れよ、と励ましているのですが…、どうなることか。
挿し木苗の鉢あげ状態で待機しているものはあと、6鉢ほどあります。

去年の開花後のこぼれ種から発芽したノースポール苗は寒さが得意なのか、小さくてもしっかり自己主張しています。
で、あちこちの空きスペースに順次移植(笑)。移植時期が早かったものは、もう株も大きくなり花をつけはじめました。ワタシの想定どおりなれば、各々区域に配置されたノースポールが頑張ってくれると、素敵な白花の配色で見事な庭に貢献してくれるハズ、なのです。
ワタシの頭の中にある4月の庭では、4、5箇所に10個ほど纏め植えした赤白のツートンカラーのチューリップと、いいバランスになっているのです。今、水仙も5、6箇所から2、3センチの芽を出していますが、彼らも4月の庭を賑やかにしてくれるメンバーです。

ワタシは庭で遊んでもらっています。
昨日、夫と園芸店で鉢を物色していましたら、また、エンジェルの置物に…。
お値段はそれなりに、なのですが、ま、旅行に行っても出費はあるわけで、こういう出費もありかな、と。
近日中に庭にやってくることでしょう。
早く来てもらって、満足する期間が長いほうがいい。
なんだか、宝くじを買う時のノウハウみたいです。










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この冬一番の冷え込みなのでしょうか。

2014-01-11 08:09:20 | 私の雑感あれこれ
庭にはうっすらと白いものが。
つぼみを膨らまそうとしていた桜草たちも、キンギョソウたちも冷え切っています。
先日庭にやって来た読書するエンジェル。
なんと裸ん坊なので、誠に寒そう~で気の毒に思えます。でも置物だからいいんだ!と思い直しています。アッハハ

今朝の朝刊からの孫引きですが、ハッと思ったので、書き留めておきます。

今日の日経新聞朝刊の最終ページにある「交遊抄」というコラム(書き手は日替わりです)から。
将棋の女流棋士谷川治恵さんの文章です。将棋のご縁ということで、将棋が大好きな作家の渡辺淳一氏とお付き合いがあるそうです。作家渡辺淳一の名前は知っていても、本は読んだことなし、男女の話の物語が本領の作家さん、という程度の理解しかない私です。
谷川さんが、勉強になった言葉として渡辺氏の言葉として2つを紹介しています。

「自分と違う考えの人を嫌ってはいけない」
「20歳の天才より40歳の凡人のほうがはるかに人生を知っている」

寒い朝に、このコラムを読んで得した気分になりました。
自分を耕していくための、これらの言葉は良質な酸素の役割をしてくれそうです。

最近、ボランティアの関係で、自分よりふた周りほど年上の方と話す機会がありました。
丁寧に話されるその話しぶりに、自分がまだ経験していない、70代、80代の味わいを感じたものです。
渡辺淳一氏は流行作家で銀座の常連、遊び人というイメージだったのですが、やはり、それだけのものを「持っている人」なんですね~。

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ガーデニング始動!

2014-01-10 06:55:50 | 庭 1月
数日前からバラに寒肥やりを進めているので、全体の6割のバラの冬仕事は終わっている。
マルチング用のチップをもう一袋買いたいし、、、などと思いながら園芸店へ。
来客用駐車場の部分(コンクリート)はスペースに余裕があることから、壁面だけでなく、反対側にもつるバラを這わして満開にしてみたい、いう構想しつつ、で、そのための大鉢をどうするか、など、考えながらお正月を過ごしていた。
4つの大鉢のうち1つだけ、花を寄せ植えにしている。それも移動してつるバラ用にすることにした。
で、空いた場所には寄せ植えに合うような鉢を考えればいいだろう。
と。
で、鉢コーナーを巡っていて、なかなかピタッと来るものに出会えず…、買ったのは
読書しているエンジェルの置物!
ええっい!自分へのプレゼント。
というか、ここまでがんばってきたのだもの、楽しんじゃえ~、という気分!
大量生産大量消費の品物ではない(「誰がこんなものを買うの?」と考える人が多いと思う、苦笑)ので、コスト的にはリーズナブルでないのは承知の上です。

早速、庭に置いてみました。
結構、なんだか、バラ園って雰囲気がいや増して、よい感じ。笑

遠くに住む孫が3人いるので、
エンジェルも3体にしたいものだと、
おばあちゃんはルンルンです。

去年見事だった壁面のツルバラ「ピエール・ド・ロンサール」と対になることから、「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」と名づけられた、真紅のツルバラの大苗も購入。
3割強値下げされていたチューリップ(昨シーズンも植え、開花した姿はお気に入りだったのだけれど、繁茂したパンジーの陰になり順調に開花したのは3分の1。私としては残念だった)50球入りを再度購入。

私の初春の買い初めでした。


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予定通り、映画『レ・ミゼラブル』鑑賞会終了。うっふふ

2014-01-08 06:27:18 | 私の雑感あれこれ
アッハハ。
映画館よゴメン。
録画で。

1年前封切の作品は、話題のミュージカル仕立てです。
歌ってすごい。時代も国境もすすっと越えて、私メを感動の中に引き込みます。
いつもの3人組での新春の女正月企画(笑)だったので、ぜんざいを食べながら、あの悲惨な光景の場面からスタート。
夢やぶれて」や「民衆の歌」をYou Tubeで何度も聞いて、自分の頭を、「レ・ミゼラブル」モードにしていた私メ。
こんな作品がある、という私たちの文化に乾杯!です。
ほんの200年前の社会から、ここまで民主的に豊かな社会を実現させていった、かつての人々に思いをはせたりもしてしまいます。あの命を賭して革命を望んだ若者は天安門にもいたでしょう。そして、今の時代も、あの近くて遠い国にもいるのでしょう。きっと。
原作者、ヴィクトル・ユーゴーも19世紀後半のパリの動乱の時の改革派知識人であったことを何かで知りました。
その原作に、こんな魅力的な歌がついてミュージカルとなり、1985年の初演からロンドンでずっとロングランを続けていると聞いたのは、私がロンドンで観劇した10年ほど前。今もロングラン中がどうかは知りませんが、日本でもミュージカルの舞台はあります(去年、見損なったのは残念!)。
そして、このミュージカル映画。
まことに感動です。
革命を志して集まった仲間がいなくなった部屋で、心情を歌うマリウスのシーンがこころに残ったので、(正確にはジュベールが身を投げるシーンから)、夕食後もう一度鑑賞しました。

鑑賞会が終わって、急いで予約してある割烹料理店で3人の新年会。
おかげさまで、恵まれた春、です。

健康がなりより大事です。

《思うこと、付けたし》
ジュベールの身投げ前に歌う歌詞が含蓄ある。
仮釈放のルールに違反しているジャン・パルジャンを追いかけ続けるジュベールのは、忠実な警察官(公務員)の鏡。いかに嫌われようと、自分の役務に忠実であることを優先して生きてきた男。それなのに、窮地に陥った自分を殺せば、追われることがなくなるのに、ジャン・パルジャンはそれをしないで、自分を生き延びさせた。
でも、彼の生きてきたルールの世界での生ではない、己は死んだと受け止め、身投げする。
キリストとユダのことをちょっと思った。
浅学、聞き覚えのワタシの言うことなのだけれど、
密告したあのユダも公務員だったらしい。
制度の中で生きている公務員を許して、かつ生きようとするジャン・パルジャンを描きたかったのだろう、作者は。
翻訳の歌詞で理解したわけだけれど、深い内容でした。






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穏やかなお正月休暇です。

2014-01-04 15:02:11 | 私の雑感あれこれ
暮れの28日土曜日から新年5日までの長期休暇なので、今は後半の部、ゆったり過ごしています。
これでも主婦なので、準備期間、オサンドン期間は「やり抜かなくっちゃ」という気の張り方をしていました。
昨日からは夫婦で日帰り温泉につかったりして、ゆったーり、です。
60代の食欲は知れたもので、若者に付き合ったメニューに疲れた胃袋を癒す期間でもあります。
まだまだ冷蔵庫には食べきれなかった食材もたっぷり。
1週間ぐらいは買出ししなくても大丈夫。これらをゆっくりと消化していくことになります。

で、昨日から、年末一挙放送の海外ドラマの録画を見まくっています。
冬至が過ぎて、明るい日差しもあり、庭にも出るのですが、風の冷たさに土いじりする気分にはなれず、私にとっては膝痛養生期間です。

中旬には、バラの冬剪定に本腰を入れなくてはなりませんが…。

この、ゆったりとした休日は、熟年にはありがたい、です。

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あけましておめでとうございます。

2014-01-02 12:08:22 | 私の雑感あれこれ
天候に恵まれたお正月。
昨日の元旦には、近所の神社に入ってきました。
健康なベビーに育っていることの「ありがとう」参拝でした。
そして、60代夫婦の家内安全のありがたさへのお礼も。

私たちは、今健康で(膝痛はあるものの)、生活を豊に暮らせることは感謝です。
この恵まれた年月が、少しでも長く続くよう、節制した生活を目指さないと、とつくづく思います。

夫は、毎年子供たちにお年玉を用意します。
子供たちは既に30代なんですが。
子供のうちの一人は、「要らない」と強く強く主張するのですが、
「子供にお年玉を用意するのが生きがいなんだから、、、」と押し付けていました。
変な関係です。

お父さんのこの生きがい、子供たちにそれなりのものを用意できる、ってのも、ツマのワタシとしては大事なこと、もうしばらくは年金生活でちんまり、にはなって欲しくないから。「両親を招待する時の費用として別枠にしておく」ということで、なんとか納めてもらいました。

ワタシのお年玉は、孫あてにポチ袋に入れて、、、、わかいいものです。うっふふ。
ベビー本人のファーストシューズを買うって言っていました。


思えば、作ったり、注文したりした大量のお料理が胃袋に収まりました。
若い人たちってのは、エネルギッシュですね。
おいしそうに箸がすすみ、平らげてしまう光景は久しぶりで、お料理を作ったものとしてはうれしかった~。

また、2人の静かな生活に戻りました。
2人になると、買い込んだものの残りで充分ありますから、当分食材を買わずとも過ごせそうです。アッハハ

1年1年が大切です。
小さい頃、神社でお札に「家内安全」と書かれていて、なんて平凡なことを願うのだろう、と思っていたものですが、その大切さが歳を重ねるごとに、ひしひしと思います。

皆様も健康でよい歳でありますように。



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