百 度 石
お百度参りは、
願いを叶えてもらおうとする仏さまや神さまに、100回お参りして祈願することです。
同じ願い事で、100回を1セットとして何回も繰り返す場合もあります。
平安時代の末頃から始まったと言われています。
(注)
下記の百度石の周辺は、樹木や、熊笹に覆われて見出すことはできなかった。
先日散策で訪れると、周辺が綺麗に刈り払われ御覧のように整理され清掃してあった。
強く、百度石が目に飛び込んできた。
”やくしみしち”は、下↓の写真参道のことであろう。
薬師道 奥が薬師堂
弘法大師にかかわる塔、読み解くことが出来なかった。
百度石の裏側に
一度お参りする毎に、札を寄せた(数えた)のであろう札が有りました。
● お百度は通常、参道の入口から本堂までの間を往復します。
百度石があれば、そこを基点として本堂までを往復します。
● 数はお賽銭に入れる硬貨を100枚用意したり、棒などを100本用意して数えます。
● 『吾妻鏡』などの記述から、鎌倉時代初期には百度参りがあったことがわかる。
鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」に「文治5年8月10日、奥州追討の祈祷のために御台所御所中の女房数輩に鶴ヶ岡に百度参りをさせた」
と記述がありる。
● 参道には必ず石畳がある。
お百度参りの際に少しでも雨やぬかるんだ時・・・の、心遣いか?
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