日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

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自分の人生を問うてみれば

2016年06月11日 | 総  こだわりウオツチング

 反省する事が山ほど一杯

 

人生を振り返ってみました。そしてそれから・・・・・・・・・・。

 

 

  

自然界の草木と向き合う

 

花を咲かせ、実をつけ、虫や鳥や獣たちを呼び、

葉を茂らせ、人間の目を楽しませ、光合成で酸素を作ってくれ、

切り倒されると建材になり、和紙やチップになり、薪になり、炭になる。

燃え尽きると灰になり、最後に肥料になる。

ふだん何気なく見ている木々や草花だが、大したものである。

ここまで「生き尽くせ」と言われると

とても真似はできない、と思う。

 

自分自身に問うてみた。

  少年、青年、中年、壮年、熟年、初老、老年と

区切りは だれもが同じよう年齢期を経て一生を終る。

少年~中年は、いわゆるがむしゃら時代で、

人生の行く末を大きく左右する。

がむしゃら本来の意味は、一つの目的に向かって、後先を考えず

振り向かずに夢中に行動する様です。

しかし、アッチがダメだからこっちへと舵を切る。

今、反省を込めて自分に言い聞かせるならば、

あまりにも寄り道、道草が多い人生であった。

電車は、レールの上をまっしぐらに走り大量の荷物や人間を搬送します。

人間もしかり、

『一つの道を、コツコツと究めた人は尊い』と言われます。

我れ、脱線もし、停車もした。

花を咲かせ、大きな果実を実らせることは出来なかった。

述べた樹木の立派さには到底至らないが、

ここまで「生き尽くし、人生の老年期に到達』できたことに

私を取り巻いてくれた社会の人達、親戚兄弟家族そして最大に尽くしてくれた家内

それぞれの皆さんに感謝の一語で一杯です。

これからの人生 

 一口で言えば、老年の仕事は、孤独(必ずどちらかが先に逝く)に耐えることだ。

逃げる方法はない。

三っ日三月、三年が経つごとに、心の苦しみは
少しずつ過酷でなくなっていくであろう。


妻に先立たれることや

友人に先立たれる場合のことやことの辛苦は、常に事前に、繰り返し繰り返し
予想することが大切であると言われている。
(それが出来る人は、神であり仏であろう)

そうすると、やってきた運命に対して心構えができている。

いよいよ別れるのだ、と嘆くよりも、何十年か楽しく付き
合ってもらって、有り難かった、と感謝すればいいのである。

別れに馴れることは容易なことではない。

人生必ず最終期(死)が待ち構えている。

別れは、心が締めつけられる。今まで歩けた人が歩けなくなり、
今まで見えていた眼が見えなくなり、今まで聞こえていた耳が聞こえなくなっている。

そして若い時と違って、それらの症状は、
再び回復するという事は出来ない。

 

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コメント
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