日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

・日常・創る・彩る・考え・綴る
・フジノ会・探検団・かめの会(俳句)
・家庭菜園 ・ めばえ・成長・収獲

東京生活の原点、柳行李

2016年07月15日 | 総   日    記

健康な 身体と柳行李&トランク、
        東京生活の原点にタイムスリップ

東京の原点 ・・・・チョイと一服

 



この”長持ち”を見て、少年期(田舎生活)にタイムスリップした。
2階に2棹(さお)ありました。書物や着物が入っていた。
半世紀いやもっと前の物語です。

   

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

古ぼけた柳行李

 

  我が家に古ぼけた柳行李がある。

 田舎を出るとき(東京)、行李りいっぱいに衣類を入れて持たせてくれた母。あれから三十八年も、経たので古ぼけた物になった。

 この冬,妻が夏物を整理していた。
何気なく「随分古くなったね・・・」と言った。

やにわに「それは捨てないで・・・」と言ってしまった。実は、古くなったので処分するのかと早トチリしてしまった。実は、中身の虫干しでした。

私にとって、かけがえのない宝物なのである。
                        


かまくら資料館で見かけた柳行李


 最近は,プラスチック製のきれいな容器が出回り、ほとんど使わない。独身時代、唯一の物入れとして、部屋(寮)の隅や机の下に置いて便利した。

 転勤が多く、あちこちに寮を8回も移動した。その時はとても便利で何でも無造作に詰め込むと整理が出来て、詰め終るとロープを十文字に掛け結べば出来上がり、転勤(移動)にはうってつけであった。

柳行李に、ダンボール箱、これに本箱1ツ、トランクが全ての財産で原点です。

 柳行李に限らず、どこの家庭にも形の悪い、邪魔物が保管してあると思います。何でこんなものがと、不釣合いのものが奥深くの押し入れの片隅に。



何の変哲もない、つまらないものであっても、その人にとっては、捨てがたく思い出の物であって、お金では推し量れない想い出の宝物である。

我が家には、無用の長物がいくつか有る。

 黒ずんだ柳行李は、東京生活の原点である。
        
         
        平成9年3月10日記す    『文集・せせらぎへの投稿』より

 


おことわり

長持ちと、柳行李を『かまくら資料館』で見た。
田舎での生活、そして東京生活の原点が無性に懐かしく、ふつふつと心の中に湧いて来た。
以前もこの記事をupしました。
ちょいと編集し直しました。

  

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田園調布の坂道  2の1

2016年07月15日 | 紀  フジの会 ・ 葛ハイ

 起伏の多い高級住宅街で坂道があちこちに

 

馬   坂

     クリック拡大


案内標識柱の説明

この坂道は、大正のころまで馬が引く荷車で台地を上る唯一の坂道であるため

馬坂と呼ばれていた。昔は荷車が通るだけの狭い道幅であったが、

耕地整理により道幅も現在に近いものになったといわれる。


坂下を見る


坂上を見る

 

また、寺坂とよばれたこともあった。

曲折しながら上っている長い坂です。

寺坂とも言いますが、坂道にある照善寺に由来すると思われます。

照善寺内には、庚申塔があります。庚申塔(こうしんとう)は、

中国より伝来した道教に由来する庚申信仰に基づいて建てられた石塔です 
 (大田区HPから出典)

 

  富士見坂    

クリック拡大                               

  
富士見坂を上ります 

  案内標識柱の説明

田園調布一丁目12番と30番の間を曲がりくねって上る坂道が富士見坂です。

大正末期ごろより行われた耕地整理によってできた坂道です。

ここからは富士山がよく見えたので、富士見坂と呼ばれるようになったといわれています。

沿道の斜面にある樹林の緑が美しい坂道です。 

 


鬱蒼と茂る左の緑は広大な宗教法人研修所

 
きつい坂でした、坂上から見る。

 

この辺りは丘陵が続き南西側に多摩川が流れていて、地形上は見通し良好のはずですが、

富士山の見える場所は少なくなっています。

東急東横線と目黒線の隣駅、田園調布を中心とした住宅地開発が広がり、

中高層マンションが増えているのです。

この富士見坂も、坂下にある浅間神社の丘や手前の雑木林に遮られて富士山は見えません。

坂の中ほどから勾配は急になりますが、舗道脇の紅葉が美しい素敵な散歩道です。

(大田区HPから抜粋)

 

 次は「桜坂」です

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする