秋刀魚に非ず➡ 詩集「イワシ」でした。
8月解禁されたサンマの棒受け網漁の中型船が8/23日午後、北海道東部の
厚岸町の港に戻り初水揚げを行いました。
ただ、全く取れなかった船も多く、漁獲できたサンマの量は去年の初水揚げと比べ
わずか1%ほどにとどまりました。
こんなニュースに接した。
秋刀魚の不良…と聞いて「金子みすゞの・大漁」を思い浮かべた。
不魚でも、”弔いの季節”?と想いながら詠んだ。
秋刀魚の獲れた漁場(海)では、
「秋刀魚の弔いが」あっちでも、こっちでも行われることであろう、
そんな気持ちを心に抱きながら、『金子みすゞ・大魚』の詩集を開いた。
金子みすず詩集
山口・仙崎にて旅に求む
長門市の碑、大魚 (ネットからお借りした)
『 大 漁 』
朝焼け 小焼けだ
大漁だ
大羽鰮 ( おほばいわし ) の
大漁だ
浜は祭りの
ようだけど
海のなかでは
何萬 ( なんまん ) の
鰮 ( いわし ) のとむらい
するだろう
「秋刀魚に非ず」イワシの弔いでした、勘違い。
金子みすずさん大変に失礼しました。
人間社会に於いても、コロナ禍の影響で、葬儀の簡素化が加速、
葬儀ウェブ中継サービス(NHK放映)もお目見えしたとか・・・?。
コロナの与えた影響はこんな所にも、大きな影が。
コメ欄は閉めています。