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旅立ちの日 

2021年03月18日 | 報   NHKラジオ深夜便

NHKラジオ深夜便から流れた卒業ソング

それは当時の思い出にグイグイ引き寄せられた「旅たちの丘」へと
=深夜便は1対1のような感覚に囚われる=



『 旅立ちの日に 』  お聴き下さい。

 

 

夜中の3時過ぎトイレに起きイヤホーンを耳に当てると懐かしい
卒業式ソングの数々が、耳元を撫ぜた。

仰げば尊しなど10曲を数え最後に『旅立ち」(秩父市影森中学校、校長作詞、音楽先生作曲)
の歌が流れ、小・中学校時代にグイグイと引き込まれた。

局が終わったときに歌がここまでに唄われた理由、エピソードなどについて
アナウンサーが説明した。


この『旅たちの歌』について、学校が荒れていた時代に担任の先生が、
何とかしたい、そんな考えから生まれたうたです。
今では全国的に歌われていると言う

 

 秩父市立影森中学校の校長だった小嶋は当時、荒れていた学校を矯正するため「歌声の響く学校」にすることを目指し、合唱の機会を増やした。最初こそ生徒は抵抗したが、音楽科教諭の坂本と共に粘り強く努力を続けた結果、歌う楽しさによって学校は明るくなった。

「歌声の響く学校」を目指して3年目の1991年2月下旬、坂本は「歌声の響く学校」の集大成として、「卒業する生徒たちのために、何か記念になる、世界にひとつしかないものを残したい!」との思いから、作詞を小嶋に依頼した。その時は「私にはそんなセンスはないから」と断られたが、翌日、坂本のデスクに書き上げられた詞が置かれていた。その詞を見た坂本は、なんて素適な言葉が散りばめられているんだと感激した、とラジオ番組への手紙で当時を振り返っている。

 その後、授業の空き時間に早速ひとり音楽室にこもり、楽曲制作に取り組むと、旋律が湧き出るように思い浮かび、実際の楽曲制作に要した時間は15分程度だったという。

 出来上がった曲は、「3年生を送る会」で教職員たちから卒業生に向けてサプライズとして歌われた。この年度をもって小嶋は41年に及ぶ教師生活の定年を迎えて退職したため、小嶋が披露したのはこれが最初で最後となった。元々はこの1度きりのため作られたはずであったが、その翌年からは生徒たちが歌うようになった。

作詞者の小嶋は2011年1月20日に80歳で死去したが、同年11月14日に『旅立ちの日に』が誕生から20年の節目となることを踏まえ、作曲者の坂本と共に、埼玉県より「彩の国特別功労賞」(同賞創設以来4番目)が贈呈された
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 


  秩父ミューズパークから眺めた秩父市内と武甲山(右手三角の山)
此処には吾高校の母校があり毎日学窓から武甲山を眺め、11時になると武甲山に
発破を掛けるサイレンが鳴り渡り、間もなく爆薬に火が放たれて、煙が上がり岩石が崩れ落ちた。
これが石灰岩・セメントの原料となり、秩父発展の礎を作った。

 

 
「旅たちの丘記念デッキ」
このモニュメントは、展望デッキとなっていて、メロディーが流れる。
通路を進み、
先端のステージでは、誕生の舞台となった影森中学校の
生徒によるコーラス
が流れます。 

弓矢をイメージした鐘‥‥武甲山頂に向かって矢を放っモニメント。

秩父神社の女神と武甲山の男神は、一年の歳月を互いに想い続け、
秩父夜祭の晩だけ出会えるという伝説がある。

ふたりの神が想いあうように、大切な人への真直ぐな想いを矢に託す。


武甲山と羊山の芝さくら

 

 

旅たちの日」を作曲した当時の思い出、インタビュー記事です。
(作曲者・坂本浩美)

翼をください 

 

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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
旅立ちの日に (ヒキノ)
2021-03-18 08:59:56
懐かしい・・・
「旅立ちの日に」の記事をブログに書いたのは2009年3月、もう11年前です。
この歌がいつまでも中学生の卒業ソングとして歌い続けてほしい。

  ・旅立ちの日 秩父の山なみ 緑萌え

2009年3月23日のブログです。
https://blog.goo.ne.jp/musshu-yuu/e/520c41e788a93afb7237535257bb03d3
返信する
「旅立ちの日に」 (oko)
2021-03-18 09:40:01
昨年の孫の小学校の卒業式のブログで「旅立ちの日に」をうたったことを確認しました。
素敵な歌詞に感動しました事が思い出されます。

大変なコロナ禍に来賓、在校生の出席無く職員、卒業生、父母の出席の中に加えて頂き
ようやく恵まれましたただ一人の孫の成長に拍手を送りました1年前が蘇りました。
返信する
Unknown (kazuyoo60)
2021-03-18 10:08:12
旅立ちの日に、良い歌ですよね。仰げば砥落以外には子も孫もいないので出会っていませんが、卒業式に別の歌が歌われているのは見聞きのうちです。楽しく拝聴しました。
羊山の芝さくらは、毎年ブログで拝見します。素晴らしい眺めです。「
返信する
Unknown (バルおばさん)
2021-03-18 21:30:14
秩父は何回も主人と行きましたが、こんな素敵なエピソードがあったなんて。歌の力ってすごい。一日も早く以前の生活に戻って、またコーラスをしたいです。
羊山の芝さくら、初めて知りました。いつか行ってみたいな。
返信する
比企野さん (縄文人)
2021-03-19 05:28:57


≫≫ブログに書いたのは2009年3月、もう11年前です。
早いですね!!11年前・・・・。
わが家の長男の中学校時代に、荒れていて、教室でガンガン鳴らす「ラジカセ事件」があったと記憶しています。この歌が出来た30年いやもっと早い時期のラジカセ事件でした。

  歌を聴いていますと仰るように秩父連山、山並みが浮かんできます。
秩父盆地からグルリ眺めるとすり鉢状の山並み、武甲山を母はなる山(最近は石灰岩採取で無残な姿)
西を眺めれば、男性的なゴツゴツシタ両神山です。

今も歌われていますが11年前となれば盛んに歌い継がれた時期であったでありましょう。
有難うございました。
比企野さんのブログを拝見していますと、教えられること沢山、又秩父の事にも違った面から観察し、物語的に仕上げ・・・・・・・・学ぶこと多かれです。
今後とも宜しくお願いします。

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okoさん (縄文人)
2021-03-19 05:39:32


「旅立ちの日に」が歌われること、秩父発祥なので力強く思います。
NHKラジオ深夜便を聴いていますと、深夜の物音しない暗闇で聴いていますから、1対1で語りかけるような状態ですのでフアンです。
山並みをバックにした歌です・・・ね。
秩父は山中で山の中です。

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kazuyoo60さん (縄文人)
2021-03-19 05:45:50


すっかり子供たちは大きくなり孫子の代で高校生が二人います。あと3人は社会人となり「旅たちの日」の歌を聴く機会も少なくなりました。
歌は世に連れ余は歌につれと言いますが、良い歌は歌い継がれるのですね。

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バルおばさん (縄文人)
2021-03-19 05:50:57


私が田舎の中学校を巣立った時は、「秩父音頭」の歌と踊りでした。
社会人になって歌の一つも踊れないのは恥です・・・・、そこで「秩父音頭」の歌唱指導と、踊りを先生から教えて貰い卒業しました。

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おはようございます。 (momomama)
2021-03-19 07:58:02
 旅立ちの日に 翼をください
どちらもこの時季 コカリナで演奏してました。

私たちの世代 小学校の時から 蛍の光でした。
それもいいけど 新しいのもいいですね。

武甲山 見たことはないけれど 縄文人さんの故郷ということで
ウフフ 懐かしさを感じますよ。
返信する
様変わり (どんこ)
2021-03-19 09:04:15
卒業式の歌もコロナで斉唱が出来なくなり
あらかじめ録音していたを流したり
保護者や在校生の出席を制限したり取りやめたりと
卒業生にとっては淋しい限りですね。

昔は蛍の光、仰げば尊しが定番でしたが
時代の流れでしょうね。いい歌が生まれていますよね。
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