私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

就活

2022-06-01 21:02:50 | 日の目を見ない会社員のブログ

夕方4時半過ぎ、会社を出て駅までの道を歩いていると、女子大生がちょっとキョロキョロとしながら、一人で家系ラーメンの店に入っていくのを見かけた。初々しい就活スーツ姿で、あまり長くない髪を後ろで綺麗に束ねている。今日から解禁になった採用選考で面接帰りらしいことはその様子から簡単に想像がついた。

4時半過ぎにラーメンか・・・面接が気になり昼ご飯が摂れなかったのか、時間はあっても面接が気になり食事が食べられなかったのか・・・色々想像しながら「就活頑張って」と心の中で勝手に応援してしまう。

電車の中では、就活スーツを着たグループを見かける。友人同士というにはちょっとよそ行きな雰囲気だが、雰囲気はどこか和やかだ。採用選考解禁日の今日、最終面接を対面で受けて、その会場で顔見知りになった仲間という感じだった。

就活スーツが目に眩しい。

「面接解禁」のはずが…65%の学生は内定か、業績回復で採用競争激化

 


カスタマーハラスメント

2022-04-23 20:26:18 | 日の目を見ない会社員のブログ

パワーハラスメントのアンケートによると、パワハラに次いでカスタマーハラスメントいわゆるカスハラで多くの人が悩んでいるという結果が出ているとの事。

昨日、オンラインで参加したセミナーのテーマはカスタマーハラスメントだった。

*****

顧客等からの著しい迷惑行為と言っても、その形態はさまざまだ。

営業職の従業員が顧客先とのやり取りで度を超した要求に悩んだりするカスタマーハラスメントは、「営業担当者の実力不足」という一言で片づけられるケースも多く、またなかなか被害者がその被害を申し出るとは限らない。

対面及び長時間の電話による顧客からの過度なクレームに悩む販売店。

過剰な要求を行うモンスター客に対して搭乗拒否をしていいのかと悩む航空会社。

患者からの過度な要求に悩みながらも、「患者さんの為に何かをしたい」という思いから、自分の対応が悪いと思い込んでしまうという、一種モラハラに似たケース。

「お客様は神様なのか?販売員はお客様の下にいるのか?」という問題に毎日のように直面している販売店も多いとの事だった。

*****

クレームvs.クレーマーvs.カスハラ・・・・

クレームとカスタマーハラスメントの区別は非常に難しく、それが宝の山となるクレームなのか、それともカスタマーハラスメントなのか、現場でもその見極めが非常に難しく苦労しているのだという。

******

私が直接見聞きしたことのあるケースは、取引先企業とのやり取りだった。システム会社の担当者に対し、システムを購入する側の担当者が非常に強い口調で毎回担当者にクレームを入れていた。「なんで前回の打ち合わせ通りに納品できないんだ。納期も遅れているし、内容も違う!」との確認する声が、フロア中に響いていた。慌てたシステム会社の担当者が何とか理由を説明しようとすると「5W1Hで説明しろ!」とまた大きな声がフロア中に響き渡っていた。

納品を行うシステム会社側にも非があったのかもしれないが、一度ならず何度も同じような場面に遭遇し、びっくりした私と同様に同僚たちも眉をひそめていた。それがたとえ「営業担当者の実力不足」が問題だったとしても、回りにいる人間がその場から立ち去りたくなるような詰問口調のやり取りは、見ていていい気持ちはしない。これはクレームなのか、それともハラスメントなのか、自分の心がざわざわした事を思い出した。

******

厚生労働省がわかりやすいカスタマーハラスメント対策企業マニュアルを作成している。

 

 


テレワークPRパンフレット

2022-04-06 21:15:01 | 日の目を見ない会社員のブログ

コロナ禍になってから、地方自治体から「自然溢れる我が街でワーケーションを」「海山と自然に囲まれた〇〇町にサテライトオフィスを開設しませんか?」というパンフレットが送られて来るようになった。これがピンポイントで送られて来るのではなく、いわゆるDMというダイレクトメールスタイルで送られてくる。中には市区町村の長の署名の入った書面とともに、風光明媚な景色を使ったパンフレットも入っている。数年前にはなかったことだ。ただ、私の勤務先はそのような予定がないため、郵便を整理する担当の私が中をじっくり見るだけなのだ。大変申し訳ない。

そういうパンフレットは、特徴を出そうと苦労している気持ちは伝わって来るのだがやっぱり一定のパターンがある。今はどんなパンフレットが来ても驚かなくなっていたのだが、今日見たパンフレットは久しぶりにインパクトがあった。

世界遺産の高野山を前面に押し出した「高野山TELEWORK」PRパンフレット・・・

世界遺産の高野山で、ワーク、バケーションに加えてメディテイションとネイチャーという高野山ならではの特徴を全面に押し出したパンフレットは他の地区とは一線を画したパワーがある。宿坊や森林が生み出す静寂による精神の浄化を基本コンセプトに・・・などという言葉を読んで、出不精の私がパンフレットを見ただけで、一気に高野山の非日常を体験したくなってしまった。

サテライトオフィスだけでなく、短期のワーケーションに力を入れているのも高野山らしい。

仕事とは関係なしに、心の浄化を求めてコロナが収束したら高野山に行ってみたいと思う。

 


ネット上に残った情報の行方

2021-12-15 21:03:09 | 日の目を見ない会社員のブログ

昨年の9月に勤務先の事務所が移転したのだが、その際に各部署の電話番号も全部変わってしまった。
引越してしばらくすると、ある部署で使っている電話に『「○○つけ麵ですか?」という間違い電話がかかってくる』という話が話題にあがるようになってきた。

番号を聞くと、確かに間違いない。しかし、ここはつけ麺店でなく会社だ。
恐らく以前この番号を使っていたのが、そのつけ麺店だったのだろう。

「普通は、時間を空けて、ほとぼりが冷めたらまたその番号を使うようになるのでは・・・」と話してはいたのだが、その後もちょいちょい「○○つけ麺ですか?」という電話がかかってきており、今日の午前中も、いつものようにつけ麺店宛の電話がかかってきた。

横で聞いていて気になったので、「電話番号 つけ麺店」をキーワードに検索してみる。

するとグルメ予約サイトがヒットし、同じ電話番号のつけ麺店がヒットした。
グルメサイトを3つ程確認している見ると、2つのグルメサイトで会社の電話番号と全く同じ番号が掲載されたつけ麺店のサイトヒットし、残りの一つは同じつけ麺店を紹介したページだが、電話番号がない作りになっていた。

つけ麺店を運営する会社を確認してみると、業態の違うお店をいくつも運営しているようだ。
本部のサイトでつけ麺のお店を見てみると、勤務先の近所にあると思われるつけ麺店の名前は既になく、少し離れた場所に1店舗同じ名前のつけ麺店があるだけだった。

先ほどの3つのグルメサイトを見てみると、訪れた人の感想は2020年前後を最後に書き込みがない。これから推測するにどうやらその前後で閉店してしまったようだった。電話番号を記載してあるグルメサイトには閉店情報が無いため、電話をかけてしまう人がいまでも少数だがいるらしく、事情が分からない私達は「またつけ麺・・・」と思うしかなかったのだ。

大体の人は「以前はつけ麺店が使っていた電話番号のようなのですが、今は違います」というと諦めてくれるそうなのだが、時々「昨日食べに行った」というような人もいるらしい。
今でも営業しているお店と勘違いして電話をかけて来た人だったようだ。

グルメサイトはどんな基準で内容をチェックしたり更新したりしているのか私達には分からない。多分これからも時々つけ麵店宛の電話がかかってくるのだろう。

*****

検索している最中に、基本的にグルメサイトは、全体のフォーマットを作成した後は、口コミのみがどんどん積みあがっていくという作りになっている事を知る。私が確認したあるサイトは、下の方に更新履歴があった。最新口コミは2020年だったが、サイトそのものの更新記録は9年近く前の物になっていた。


実録 Amazon代引き詐欺

2021-12-13 21:22:26 | 日の目を見ない会社員のブログ

今日の午前中、Amazonの荷物が代引きで社員宛にやって来た。
受付対応は、入り口近くに座っている私の仕事だ。
クロネコマークの会社の人曰く「3000円ちょっと」になるとの事。

受取人の社員は、普段テレワークなのだが、今日は珍しく出勤している。ただ、荷物が来たその時は会議中で呼び出す事が出来なかった。(クロネコマークの人が私に見せた伝票には受取人の名前しか見当たらなかった。)なんで自分で購入した荷物をわざわざ会社に送り、さらにそれを代引きにするのか?不思議に思ったのだが、受け取る人と同じチームの社員の人がいたので、その後の対応はその人にお願いて、私はその場を離れたのだが・・・

同じチームの人は、「会議中だし・・・」ということで、結局自分で代金を立て替え、品物を受け取ったらしい。しかし、それからが大変だった。
「僕は代引きでアマゾンで買い物していない」と言われ、立て替えて代金を払った同僚はびっくりしたらしい。
慌ててテンパってしまったお金を立て替えた同僚は、頼んでいないという荷物がなんなのか確認しようと段ボールを開封してしまったのだ。中から出てきたのは、会社の椅子に取り付けるような首あてクッション。

テンパったままの同僚は、テンパリついでにクロネコマークの会社に電話をかけ、「頼んだ荷物ではないので引き取って欲しい」とお願い。当然、「開けてしまったうちでは受け取れない」と断られていたのだが、「会社だから、当人がいつも受け取れるとは限らない。別の人が受け取ったらそういうこともある。」とクロネコの人になんとか取りに来てもらおうとしている。

クロネコマークの会社の人が電話の向こうで困っているのが受話器越しにも伝わってきたので、「アマゾンのカスタマーセンターに電話して相談しては?」と横から声をかけてみた。

テンパった同僚曰く、アマゾンの人は慣れた感じだった。伝票に受取人の名前だけが入っていたのは、頼んだその人がそう望んだかららしいということ。もちろん個人情報なので、誰が送ったのかも教えてもらえないという事。ただ、アマゾンに送り返してくれれば返金には応じます。という事だったことを教えてくれた。

******

実はアマゾンに連絡する前、私はアマゾンとロゴの入った段ボールを見ながら、「アマゾンでなくアマソンとロゴが間違えているのでは?とか、ロゴの後ろにco.jpと印刷されていないから段ボールも偽物なのでは?などと色々疑っていた。誰かがAmazonの名前を語り荷物を送りつけて来たのかと思ったりしていたのだ。

色々検索してみると、代引きで届いた品物に関して、自分で購入していないのに、「あれ頼んだんだっけ?」と勘違いして支払ってしまう人がいるという事例が沢山ヒットした。しかしこんな事をするメリットはどこにあるのか?それに関しても「ポイント取得が目的の詐欺では?」と推測されるサイトが各種ヒットした。

私たちは知らなかったのだが、少し前から、Amazonの代引きを使った詐欺、いわゆる送り付け商法が流行っているらしい事が分かった。

流行していることは分かったが、jただ、ポイントはいくらにもならないはず・・・・一体どんなメリットがあっての事なんだろうか・・・

*****

今回のケースで一番迷惑を被ったのは、何も関係ないクロネコマークの会社の人だと思う。テンパった同僚は配達してくれたドライバーの人だけでなく、近所のクロネコヤマトのお店、更には配送センターにまで電話をする勢いだったのだから・・・


本社機能のバックアップ拠点を 大阪・関西に

2021-10-25 20:59:35 | 日の目を見ない会社員のブログ

『本社機能のバックアップ拠点を 大阪・関西に』
というパンフレットが大阪府・大阪市 副首都推進局から送られてきた。

もう既に大手は着手していると思うのだが、もっと推進をということなのだろう。どうやら首都圏に本社機能がある企業に一斉に送っているようだった。

昨日の夜「日本沈没」を見たばかりなので、妙にリアルな感じだ。思わずパンフレットをめくってみる。

様々なリスクを想定という項目には、地震、火災噴火、感染症、津波水害、電力消失、テロ等と書いてある。どれも絵空事でなく、それぞれ具体的な事例がすぐ頭に浮かんでくるのが怖い。

その下には、首都直下地震の被害想定では・・・というタイトルで関東地区の被害が分かるようなカラー地図掲載されていた。東京湾に面した23区はオレンジ色に彩られており、凡例にはオレンジ→震度6強と表示されており、『●30年以内に70%の確立で発生』と書かれていた。

あれ 何だろう 何か変だ・・・・

「30年以内に70%の確立で発生」・・・

あっ!70%の確立でなく、70%の確率じゃないか・・・・

校正から漏れてしまったのだろう。

確率か確立より、私はやっぱり70%という数字が気になる。

 


地震に備える 災害に備える

2021-10-08 21:30:00 | 日の目を見ない会社員のブログ

首都圏で震度5強 帰宅困難者、再び課題に 自宅に帰らぬ選択肢も

昨日の夜の揺れにはビックリした。揺れが収まるまで、テレビの前でじっと息をひそめていた。

******

今朝は、総武線のダイヤが乱れているということだったので、出勤時は総武線に乗り換えず、九段下から職場まで歩く事にする。

7時半過ぎ、勤務先の入居している8階建てのビルの前に着くと、顔なじみの清掃の方から、エレベーターが使えない事、8階のフロアではファイル等が散乱してしまった事など、身近な情報を教えてもらう。ちなみに私の勤務先は2階の為、物が散乱するなどと言うことはなかった。ただ、私の席の後ろには可動式の大きなキャビネがある。多分暗い中で、キャビネだけは左右に動いていたかもしれない。

エレベーターは、地震で不具合があったらいけないということで、点検の為に止めているとの事だった。

緊急事態宣言が解除になったが、職場ではテレワークが出来る人はなるべくそのまま続けるようにとなっている。今日の出社率は6割程度だった。

*****

タイムリーと言っていいのか、昨日の午後「災害時用の非常食の賞味期限が今月で切れる。その食料は皆に自宅で食べて貰うように配り、新しい物を購入したい」と上長に相談したばかりだった。

担当としては、何も準備していないのは心配だと考えたのだが、返事は「社内で放出した後は、新しいものは特に購入せずともいい」というあっさりしたものだった。「いざとなったら、オフィスグリコがある。大体あの10年前の時だって皆帰れたんだから、大丈夫だよ。」と言う。10年前の大変な出来事を思い出したのだが、私の思い出話などおよびでない感じだったので、「仕方ない。私は帰れないから、とりあえず自分で机の下に非常食を用意しよう。床に寝られるように寝袋も用意しよう」とこっそり決心する。

昨日、「非常食は必要ない」言った上司は、今朝は地震の影響で電車が非常に遅れていて、出社が大変だったとの事だった。今日確認したら昨日とは違う返事が聞けるかもとも思ったが、改めて聞く勇気はなく、一旦断念する。

 


マイナ保険証 

2021-09-27 20:20:47 | 日の目を見ない会社員のブログ

今年の1月頃、「マイナンバーカードの保険証利用」というタイトルでブログをアップしたのだが、それから8か月程経った先週、新聞で「マイナ保険証 遅れる準備」という記事を目にした。

来月20日から本格運用が始まるのだが、対応している医療機関は6%程度との事。更にマイナンバーカードを保険証として利用する手続きが済んでいる人は人口の4%程度にとどまっているとの事だった。

コロナ対応でシステム改修に手が回っていない事、カードリーダーの導入も進んでいない事、更に世界的な半導体不足で業務用パソコンが入手しずらいと等・・・と壮大な理由も提示されていた。

*****

医療のデジタル化に暗雲立ち込める・・・というのはなんとなく判った。

ただ、一番びっくりしたのは、マイナンバーカードの保険証の事を「マイナ保険証」と記事の中で呼んでいた事だ。どうやらマイナンバーをマイナと略し、「マイナカード」そして「マイナ保険証」と呼んでいるようだ。

マイナンバーの正式略称がマイナなんだろうか?と思っていたら、厚生労働省HPの中の「マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局についてのお知らせ」というページに、『マイナンバーカードの健康保険証利用に対応する医療機関には、「マイナ受付」のポスターやステッカーを掲示する予定。』と書かれており、確かにマイナという単語が使われている。

正直、マイナという単語は「マイナポイント」の時だけ使われる言葉だと思っていた。マイナカードと言う呼び方は浸透しているんだろうか?私だけが知らないのだろうか・・・と不安になり、マイナカードで検索してみると、ヒットする記事はマイナポイント関連の内容ばかりだ。それ以外はほんのわずかにマイナポータルの記事がヒットするのみ・・・(そうだ マイナポータルもあった事をすっかり忘れていた。)

*****

「マイナ受付」というステッカーを日常で目にする頃には、マイナンバーカードの事を違和感なくマイナカードと呼べているだろうか・・・・

 


東証プライム

2021-09-13 20:17:55 | 日の目を見ない会社員のブログ

東証プライム「流通時価総額100億円」の壁、“逆転合格”候補の見抜き方

最近職場でも『東証プライム』という言葉をよく耳にするようになった。
東証は、1部、2部、マザーズ、ジャスダックと丸暗記しているだけの私には、新しい単語を覚えるのも大変だし、新しいルールも正直良く分からない。
ただ、どうやら東証プライムがスタートするのはまだ先のようだ。
始まってから「これは何ですか?」と聞くより、始まる前に誰かに聞く方が100倍ハードルが低いと思い、私の疑問に答えてくれそうな同僚を見つけて「あのプライムとは?」と教えを乞う事にした。

私を見て「これは何にも知らないな・・・」と私の理解のレベルを瞬時に察してくれた同僚は、「AKBの選抜チームだと考えればいいんです。」と私のレベルに合わせてかみ砕いた説明をしてくれた。

『AKBの選抜チームに入れなくても、AKBのメンバーであることに変わりはないですよね。プライムも一緒で、別にプライムに入れなくとも上場廃止になるわけではないんですよ。
ただ、AKBの選抜チームがCDを発売すると話題になって売り上げも伸びますよね。プライムも同じで、上場している会社の中からいい会社を選抜し、株価も高くて流動性もあるという質のいい市場を作ろうとしているんです。
(コロナ前なら)AKBだと選抜チームに入れば、握手会でもファンが沢山集まりますよね。握手会の参加券を手に入れるためにはCDも沢山買われるだろうし。

AKBは人数も多いから、人気のあるメンバーもいれば今一つのメンバーもいる。皆一緒になって何となく魅力が薄まってしまうより、人気のあるメンバーを集めて活動させることで、パワーアップさせれば、ヒットチャートに入る可能性も高くなるじゃないですか。プライムもそんな事を狙っているんですよ。プライムでは高度な情報開示も決められていて・・・AKBでも選抜チームに入れるメンバーはプライベートの管理もしっかりしていそうなイメージがありますよね。例えば週刊誌に私生活を見張られても、隙がないというか・・・それに食事管理も、プライベートのファッションも手を抜いてないというか、キチンと節制しているというか・・・』

なるほどな~と思う。ただ、最近はAKBよりも坂道グループが人気じゃないか・・・
再編は、AKBを諦めて、勢いのいい坂道グループなどを応援する為と思ってもいいのだろうか?

****
勿論同僚は全てをAKBに置き換えて話をしたわけではなく、「企業価値を高めれば時価総額を上げる事も可能だけれど、流通株式比率を東証が定める基準で維持し続けることは難しいかもしれない」ということも教えてくれた。

そして、難しいと思うのなら、『1部、2部、マザーズ、ジャスダックが「プライム」「スタンダード」「グロース」という区分になるという風にシンプルに理解するだけでいいですよ。東証側は色々考えているかもしれませんが、上場しているということに違いはないので・・・・』とも言ってくれた。

 

 

 

 

 


デジタル革命はまだ遠いと思う

2021-07-02 22:26:02 | 日の目を見ない会社員のブログ

DXという最近よく聞く言葉とは無縁の生活なのだが・・・・それでも会社員故、どうしても使わなければならないシステムもある・・・

*****

e-Gov電子申請は、各府省が所管する様々な行政手続について申請・届出を行うことが出来るシステムなのだが、これがなかなか煮ても焼いても食えぬ、あまりにも素敵すぎるシステムだ。

私は主に厚生労働省関係の従業員の保険等の手続きに使っているのだが・・・・・

*****

例えば、A4サイズ位の申請書を一枚作成するとする。

既に会社名、住所などを登録しているにも関わらず、もう一度最初から入力することを求められる。うっかり郵便番号を入力忘れたりすると、「未入力」などと注意される。自分の不注意を恨んだりする。

そして何故か、入力画面の文字が小さく、全画面を見ながら入力しようとするともう米粒どころの騒ぎではなくなり、字を大きくして入力しようとすると、全体が見渡せずに見切れてしまう。(全体像を確認できずに入力を続けることはとてつもなくストレスになるのだ)

そんな困難を乗り越え、無事全部入力し、送信が出来ても油断できない。間違いのある場合は容赦なく「返戻」となる。この返戻のお知らせは自分から確認しないと知る事が出来ない。

自信満々に送信して、確認しないでいると、何日間も何にもしていないことになってしまう・・・・

*****

私は今日「令和3年7月1日」と入力すべきところを「令和3年7月11日」と入力してしまったらしい。

キーボードを勢いよく押しすぎたのだろう。チェック漏れになってしまったのは、数字が小さくてよく見えなかったからだ・・・理由はなんにせよ、間違えたのは私なので、それは反省する。

自分で返戻になっていることを確認し、もう一度申請を行おうとする。

問題はこの先だ。11日を1日に変更するという一か所の訂正だけでやり直しできると思ったら大間違いなのだ。

システム的に「返戻」になった時点で全クリアになるように設定されているようで、もう一度一から全部やり直すようになっているのだ。

なんで、間違ったところだけを直せるようになっていないのだろうと思う。

A4サイズに申請書ならまだいいが、A3サイズの申請書に1年分の数字を入力して送信したのに、たった一か所、備考欄にちょっと長めのテキストをいれたせいで、桁あぶれで全部エラーになり、戻って来た時は脱力した。もう一度1年分の数字から入力しなおしなのだ。

一応、全部入力した時点で控えを取っておく事が出来るのだが、控えはPDFのため、それをコピーペーストして再入力の際に使えるようにはならないのだ。

*****

全部一からやり直しという、素敵なシステムを構築した理由を知りたいのだが、そんな事が出来るはずもない。

「間違えなければ、やり直しする必要なんてないんですよ」と注意されるだけに決まっている。

*****

デジタル革命は色々なところで計画されているようで、行政手続きは2025年までに98%オンライン化を目標にされているようだ。

使うシステムが違うのかもしれないが、それでも2021年の今こんな感じだとすると、目標達成は難しいのでは?と思ってしまう。それとも、またもっとお金をつぎ込んで、一から別の素敵なシステムが構築されるんだろうか。

 

 


今もIEにお世話になってます

2021-05-20 21:05:46 | 日の目を見ない会社員のブログ

さらば、IE。2022年6月にサポート終了へ

昔お世話になりました・・・で始まるこの記事。『現在もIE 11がひっそりと存在していたんですね。』という言い回しからも、IEはすっかり過去の人として語られているが・・・・

私の会社員生活の中では今もIEはバリバリの現役だ。

銀行のネットバンキングに始まり、各府省に対するオンライン申請・届出等の手続の際に使用するe-Gov(イーガブ)、地方税ポータルシステムのeLTAX(エルタックス)

どれも基本的にIEが標準で動くようになっているはずと、私は認識しているのだが・・・

*****

会社でも「推奨ブラウザは〇〇です」などとIE以外のブラウザが推奨されているようだけれど、日常的に銀行のネットバンキングを使う人は、それ以外の業務でもそのままIEを使っている人が多いようだ。

このあたりのPC廻りの環境設定は会社によってルールも違うし、どの位厳しいルールにしているかは会社のスタンスだと思うが、少なくとも私の仕事の中では、IEでなければ「困るよね?多分」という作業が多い。

*****

上記の記事は海外発の記事を翻訳したもののようなので、すっかり過去の人として語られているようだ。

『Microsoft Edgeに内蔵されている「IEモード」を使用すれば、IEベースで構築された組織内のウェブサイトやアプリを利用できる』ということらしいのだが、本当だろうか・・・きっと思いもしなかった不具合が・・・(以下自粛)

 


給与デジタル払い 続き

2021-04-20 21:23:02 | 日の目を見ない会社員のブログ

今日も新聞には給与デジタル払いに関する記事が掲載されていた。

『デジタル給与に安全規制』『損失補償等決済業者に5要件』

******

今までの記事の内容を見ても、ポイントは「資金移動業者が破綻しても支払いが滞らないようにする保証の仕組み」が争点になっているようだ。

勿論、それも大事だけれど、導入すれば本当に便利になるのか。使い勝手は悪くないのか。

そして、私が一番気になるのは、そもそも導入の労力に見合う位に、沢山の人がデジタル給与を望んでいるのかという事だ。

*****

『あれ?制度は作ったけれど、思ったよりも使う人が少ないな・・・でも制度はちゃんと作ったし。一応やることはやったからいいや。。』

などとなりませんように・・・

 

以前、日本全国で1社だけが申請しているという助成金の話を聞いた時の事を思い出した・・・私の見たパンフレットは(その時点で)全国で1社しか申請していないとは思えない素晴らしく立派なパンフレットだった。

 


給与デジタル払い

2021-04-19 21:03:00 | 日の目を見ない会社員のブログ

支払日にATMで現金化=給与デジタル払いで制度案―厚労省

今年になってから、給与デジタル払いの話題を頻繁に目にするようになった。

①これを導入することで、デジタル決済がイッキに進むことをもくろんでいる。

②「デジタル決済の普及に頑張っていますよ」というやる気を見せる。

等、大人の事情が色々あっての話だろうと、勝手に考えているのだが・・・

****

私は「日本全国どこでも使える電子決済制度」のような普遍的な制度構築がある程度なされてから、その後に制度導入を検討した方がいいと思っている。今導入しても、どの程度の企業、どの程度の個人が希望するだろうか?

もう少し受け入れの状況が整ってから導入でもいいのではと思うのだが・・・

******

日経新聞に掲載された関連記事を時系列で確認してみる。

2021/1/27(水)朝刊1面
【給与デジタル払い 今春に】政府解禁 銀行口座介さず 資金保全等条件

2021/1/29(金)朝刊5面
【給与デジタル払い 厚生労働省案】

破綻時の早期保証を条件 連合は懸念、今春へ詰め 銀行口座を介さずにスマホなどに入金できる

解禁後の労働者のメリットは
*ATM等に行く手間なく
*ポイント還元の恩恵
*家族への送金が楽に

2021/2/16(火)朝刊5面
【給与の支払い方法 デジタル・銀行口座併用】 厚生労働省方針 希望企業・個人に限定

給与支払いを認める企業への規制
*破綻時に備えた保険加入義務
*適時に換金できる体制
*不正引き出しの対策・補償
*労働者の同意

2021/2/19(金)朝刊9面【決済アプリに給与振込 「疑似預金」銀行が警戒】

平等な規制と革新 綱引き  銀行と資金移動業者の規制の違いを比較


2021/3/17(水) 朝刊2面
【給与デジタル払い 足踏み 連合、銀行並み規制要求 政府、今春解禁に暗雲】

資金移動業者に対して 厚生労働省と連合の主張が異なる
*厚生労働省 「銀行とは別の規制を」 VS 連合 「銀行と同じ金融規制を」

2021/4/19(月) 朝刊3面
【給与デジタル払い 確実に 債務保証要件で資金確保 厚生労働省案】




ジョブ型人事制度で浮き出る名もなき業務

2021-02-18 21:18:36 | 日の目を見ない会社員のブログ

テレワークが少しずつ浸透してきたとともに、テレワークと相性が良いからと、盛んに話題に上るようになったジョブ型人事制度。

確かに誰が何をしているのか、どんな仕事があるのかを綿密にチェックして、仕事の流れと仕事内容を見える化して無駄をなくし、皆がテレワークに全集中(!)出来るようになるためには、仕事の洗い出しは必要だろう。

ただ、それはテレワークでなくともしなければならなかった事のはず。職務内容が明確でなくて、人についている仕事が沢山あったり、職務内容がキチンと限定されていないから、誰に何を頼んでいいのか誰がどこまで責任をもってやればいいのかはっきりしなくて結局みんなでなんとなく残業をして乗り切ったり。深刻か否か、量が多いか否かの差はあっても、ごくごく普通の日本の企業ではよくあった話だし、今でもよくある話だと思う。

キチンとやらなければならなかった仕事を洗い出しもしていないのに、洒落た名前につられてジョブ型を急に導入したり、準備もないままテレワークに突入して後付けで仕事の洗い出しをしようとしたら、どんな事が起こるだろう・・・・

*****

私には壮大な話は出来ないが・・・・

とりあえず一番身近に感じるのは、「名前を付ける程の事でもないけれど、でも仕事をやるには必要な事がジョブ型を導入する際の仕事の洗い出しで見落とされてししまうんだろうな」という事。

ファイリングをしたり、シュレッダーのごみを片づけたり、コピー用紙を補充したり。。。皆が自分でやればいくらでもない事が、そのままにされているせいで、書類を廃棄したいのにシュレッダーのゴミが一杯なせいで、まずはシュレッダーで掃除から始めなければならなかったり、コピー用紙を補充するところからやらなければならなかったり。。。あるいは在庫で残っているはずのサインペンの箱が空っぽのまま倉庫に置かれたままになっていたり。。。

名もなき業務なんて素敵なネーミングでなく、かつては雑用と呼ばれていた仕事の数々。沢山の女子社員や新入社員が気遣いとか気配りという名目の元、自分の主業務をやりながら黙々とこなしていただろう仕事の数々。

自分使って紙が無くなったら補充しておく。汚れたら拭いておく。「最後の一つを使いました。」と誰かに声を掛ける。そんな仕事の数々をぜひ仕事の洗い出しの際にちょっとでも考えてくれたらと思う。