私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

その電話が鳴るとき 第1,2話

2024-12-16 21:31:14 | その電話が鳴るとき 韓国ドラマ

ユ・ヨンソク演じる大統領質報道官を務めるサオンは、エリート一族出身にして仕事の出来る男。外交問題に発展しそうな事案もキッチリと解決。仕事仲間の前では冷徹な姿を見せる事があるものの国民には大人気。
手話通訳士としてニュース等で活動しているチェ・スビン演じる妻のヒジュと幸せな結婚生活を送っていれば全てを手に入れた男になっていたかもしれないのに、何故か妻であるヒジュとの結婚は非公開とし、私生活はベールに包まれているのだ。

いわゆる仮面夫婦として暮らしている二人なのだが、幼少期の事故で口がきけなくなったというヒジュが拉致された事でヒジュだけでなくサオンにも危機が訪れるのだ。

車のコントロールが効かなくなり、謎の男に脅されて危機一髪になる彼女。夫の前や職場で見せる大きく目を見開くも感情の起伏が読みずらい顔がだんだんと人間味に溢れる表情に変わっていくのだ。

何よりも、謎の男から携帯電話を奪い取り、話せないはずなのに、声が変換される細工がされていることをいいことに、その電話を使って自分の夫に電話を掛けるという、何が本当なのか良く分からない展開。ヒジュの行動は計画的ではないため、逆にサオンにはその行動の本意が見えない状態になってしまう。
ヒジュは、夫の「妻の死体を見せろ」という犯人との取引の際の言葉を彼の本心と思ってしまった為、話はどんどんおかしな方向に転んでいくのだ。

仮面夫婦はお互いが納得づくであることが一番の基本だと思うのだが、お互いがお互いの真意を量り切れずの仮面夫婦。その上、仮面夫婦の主導権を握っているのは、サオンのようなのだが、サオンの行動がクールに見えてかなりブレブレなので、そこもヒジュの心を逆なでしているような所があるのだ。
しかも実際の仮面夫婦の原因はそれぞれの実家に問題があるようで、それも二人の生活にかなりな影響を及ぼしている様子。

政略結婚は、当事者の気持ち等関係なく、グイグイと進んでいくらしい。それにしても、ヒジュが仮面夫婦3年目にして何故拉致されたのか・・・

*****

1回目の放送は、先月の旅行中に韓国で鑑賞。放送開始ということで、電子看板があちこちで見られた。