私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

屋根部屋の皇太子 第11,12話

2012-05-01 21:20:32 | 韓国ドラマ や行
パク・カが思わず送ってしまった「(皇太子)が好き。愛してる」というメールを読めなかったふりをするイ・ガク。
勿論それを知ったパク・カは、バカにされたと傷つくのだが、「タイムスリップしてきたのは妻を殺した犯人を捜していたせいだ。昔と同じように妻と結婚出来たなら、きっとまた同じようなことが起こるはず。そうしたら殺人事件を解決して、臣下三人と一緒に昔に戻りたい。」と自分の目的を正直に打ち明け、そしててその妻とは秘書のセナだと打ち明けるイ・ガク。
彼女の気持ちにこたえられないこと正直に打ち明け、イ・ガクは何とかパク・カを傷つけまいとするのだが、何故自分が過去からやってきたのか、目的を忘れることなど出来ないイ・ガク。病気になったことで気弱になった三人の臣下のことを考えたらパク・カの気持ちを受け入れることなど出来ないのだ。さらに本部長テムがテヨンを殺したと確信したテヨン。セナとの結婚も決まったのだ。ここは突き進むしかない。

しかし火事で逃げ出せなくなったパク・カを助けようと大事な契約をすっぽかしてしまうイ・ガク。孫の不祥事に会長である祖母が烈火のごとく怒っても、パク・カをなんとかかばおうとする皇太子イ・ガク。
セナと結婚が決まってもパク・カを見捨てることはできないのだ。
見捨てることが出来ないなら、早く彼女が妻の妹だと気が付いて欲しいのだが、それはまだ先の話らしい。

セナとパク・カが姉妹だと先に気付いたのは本部長テムの方。
「お前が鮮魚店の娘でもそんなことはどうでもいい。パク・カがあの香港の会長の娘でもそんなことはどうでもいい。今パク・カが会長の娘だと知っているのは僕たち二人だけだ。だからどうにでもなる。君が会長の娘だ。そのためにはパク・カを遠くに追いやり、イ・ガクを失脚されればいい。そうすれば会長の持っている株は僕らのものだ!」とあの嘘つきセナでさえも一瞬言葉を失うような悪意にみちた素晴らしい計画を立てる本部長テム。

何も知らないパク・カは屋根部屋にこのままいることはできないと友人の紹介で地方の就職先へ面接へ向かい、何も知らないイ・ガクはパク・カの残した手紙を見て、彼女が黙って立ち去ったことにショックを受けてしまうのだ。
*****

歩く姿は皇太子のままだが、どんどん現代社会に溶け込んでいく姿が面白い。
こういう小ネタがこのドラマの楽しいところだ。
お前は嘘つきで、さらに人殺しだ。とテムに言い放つイ・ガク。
祖母の前では仲良くしていながら、影でのこっそり行われる皇太子テヨンとテムの二人の駆け引きもこれもまた楽しい。