自治会の役員になって1ヵ月が経つ。
私が住んでいる地域は40年程前に建った建売住宅(今はそんな言い方をしないんだろうか?)が100軒程あり、その100軒で1つの自治会を運営している。
20軒位で一つの班を作っていて、その班の中から役員が2軒ずつ選ばれるのだ。
基本的に引っ越しをしない限り、自治会からは脱退出来ないことになっているらしい。
「ここに住んでいる限り、何年かに一回は自治会役員になることは義務」ということで、今年度1年間役員をやることになった。
「ここの自治会は活動が活発なので、安心なんですが、戸締りには気を付けてくださいね」と、先日見回りに来た交番の警官の人に言われたのだが、その言葉通り、自治会活動は非常に活発だと思う。
毎月1回会合はあるし、それ以外にも、月に1回程度は行事があったりする。
私は朝早く勤めに出て帰りも遅いので、近所の人と顔を会わせる機会がほとんどない。子供の頃から知っている人は別にして、成人してから引っ越してこられた方は名前も顔も知らない人がほとんどだ。会合に出れば、役員の人とは顔見知りになる。それだけでも役員になったかいがあるかもしれない。
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会合で毎回話題に上るのは、住民の高齢化だ。
40年前には、30歳代のご夫婦に子供2人という家族構成が中心だった地区だから当然なのかもしれないが、総会に参加されている方も70歳代、私の両親世代の方が大半を占めている。
毎月の会合は20人弱の人が参加するのだが、私が一番若輩者だったりするのだ。高齢化はやっぱり切実な問題らしい。
それでも、去年の震災以降、自治会の存在意義を見直そうという気運は高まっているようで、毎回そんな熱意も感じる会合だ。