ファントム（幽霊） 第7,8話

高校での自殺事件を調査するガンミ。偶然その学校の出身である彼女は、進学校である母校で自分も勉強に悩んでいたこと、自分の学生時代も同じように飛び降り自殺があったことを思い出す。飛び降りたのが自分の仲良くしていたルームメイトだということをがトラウマになっているらしい彼女。
その時飛び降り自殺事件の捜査に来て、悩み自殺を図ろうとした彼女を助けてくれたのがあのウヒョンだったのだ。
同じ頃偽ウヒョンは１年前別荘で起こった自殺を調査すべく別荘を訪れるのだが、そこには何か隠されている臭いがプンプンしている。もちろんその事件に注目しているのはあの刑事ヒョクチュも同じ事。
別荘の出入りをチェックするためにすべてのCCTVのビデオをチェックした刑事ヒョクチュ。
事件のあったと思われる夜、別荘にはいたのは自殺した元会長だけでなく、ウヒョンもそしてあの殺された女性タレントもいたことを車のナンバーから突き止めるのだ。
女性タレントの車のナンバーを見つけるあたり刑事魂炸裂だ。

学校を舞台にした連続自殺事件は、自殺した生徒右手で左手を傷つけていること、伝説の答案用紙がPCで送りつけらていたことをガンミが確認。
伝説の答案用紙を開けるためのパスワードを手に入れるべく、どうやら自殺した生徒たちは屋上に一人上って行ったらしい。そして彼らの送られたメールは教員室に保管されていたものだった。そして死んだ生徒たちのメールは生徒たちが死んだあとにどうやら削除されていたらしい。誰がなんのためにどういう意図でメールを送ったのか・・・・
同じ状況を再現しようと屋上に上るガンミ。
進学校故、連続自殺事件が起こっても、期末試験は予定通り実施するという学校側。
なんて冷たい学校だと思うが、事件の原因はそんなところにあったのだ。
結局、事件は成績に悩んでいる生徒が自分より少し成績が上の生徒に対してメールを送っていたことが判明。生徒たちは屋上にあがり傷ついた手で身体全体をささえてパスワードの入ったものを探そうとして、生徒たちは身体を支えきれずに地面に落ちてしまったことが判明。
そんなことが分かっても、期末試験は何事もなかったかのように実施されているのが怖い。

偽ウヒョンは、自分の恋人だという記者の行動をチェック。
彼女の行動パターンをチェックし、行き着いた先はなんとあの事件が起きた別荘ではないか。
そしてその別荘で出迎えるのはもちろんあのヒョンミン・・・・

タイムリーに見ていられないのが、非常に辛いが、サスペンスが好きな私にとっては面白い展開が続く。
偽ウヒョンの行動も非常に興味深いし。。。