韓国人ながら香港の会社で社長をしている若き青年実業家。しかし公私ともにパートナーである香港人のパリスが行方不明に。彼女なしでは社運を賭けたパーティを乗り切れないと判断した彼が選んだ手段は替え玉作戦。
顔はそっくりでも、職業はフローリスト、そして性格は明るくかわいらしい清純なサムを7日間雇うことにした青年実業家。
あらすじを書いてしまえば、もうそれでいいかなという非常にライトテイストな映画だ。
仕事で疲れてはいたけれど、映画でも見て帰りたい気分というには、丁度いい塩梅の映画だった。87分という香港テイストな上演時間故「私の時間を返して」という間もなかったし・・・・
****
青年実業家がクォン・サンウ。実業家とフローリストはセシリア・チャンが一人二役。
青年実業家役のクォン・サンウは心の叫びだけが韓国語という不思議な設定だったが、その韓国語も本人の声でなく吹き替えという、これまた香港映画らしいスタイル。(郷に入れば郷に従えということだろう)
一人二役だったセシリア。素顔が分からない位の濃いメイクで高飛車な態度のパリスを演じている時は、ちっとも違和感がなかったのだが、まったく正反対の役柄である花屋のサムを演じている時の違和感はどうにもいただけない感じだった。
特別裕福ではないけれど、祖母を愛し、仕事にも真面目な女性という役柄。清純さや素直な感じで人目を引く必要があるのに、そういう感じがちっとも感じられないのだ。若き青年実業家はそういう雰囲気に惹かれていくというストーリーなのに、そういう雰囲気が一つも感じられないのだ。ライトテイストの映画なら、せめてビジュアル面だけでも説得力がなくては困るのに・・・感じられるのは、「彼女は、一体どんな苦労を重ねてきたんだろう?」・・・という疲れた感じのみ。
プライベートでいろいろあったことを知ってしまっていることが邪魔しているのかと思ったが、それだけではないと思う。
(セシリアの事を知らない、クォン・サンウファンの人に聞いてみたい・・・)
セシリア・チャンは32歳。そういうことが表情に出てしまうにはまだまだ若く、勿体なく、残念に思う。
顔はそっくりでも、職業はフローリスト、そして性格は明るくかわいらしい清純なサムを7日間雇うことにした青年実業家。
あらすじを書いてしまえば、もうそれでいいかなという非常にライトテイストな映画だ。
仕事で疲れてはいたけれど、映画でも見て帰りたい気分というには、丁度いい塩梅の映画だった。87分という香港テイストな上演時間故「私の時間を返して」という間もなかったし・・・・
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青年実業家がクォン・サンウ。実業家とフローリストはセシリア・チャンが一人二役。
青年実業家役のクォン・サンウは心の叫びだけが韓国語という不思議な設定だったが、その韓国語も本人の声でなく吹き替えという、これまた香港映画らしいスタイル。(郷に入れば郷に従えということだろう)
一人二役だったセシリア。素顔が分からない位の濃いメイクで高飛車な態度のパリスを演じている時は、ちっとも違和感がなかったのだが、まったく正反対の役柄である花屋のサムを演じている時の違和感はどうにもいただけない感じだった。
特別裕福ではないけれど、祖母を愛し、仕事にも真面目な女性という役柄。清純さや素直な感じで人目を引く必要があるのに、そういう感じがちっとも感じられないのだ。若き青年実業家はそういう雰囲気に惹かれていくというストーリーなのに、そういう雰囲気が一つも感じられないのだ。ライトテイストの映画なら、せめてビジュアル面だけでも説得力がなくては困るのに・・・感じられるのは、「彼女は、一体どんな苦労を重ねてきたんだろう?」・・・という疲れた感じのみ。
プライベートでいろいろあったことを知ってしまっていることが邪魔しているのかと思ったが、それだけではないと思う。
(セシリアの事を知らない、クォン・サンウファンの人に聞いてみたい・・・)
セシリア・チャンは32歳。そういうことが表情に出てしまうにはまだまだ若く、勿体なく、残念に思う。
![]() | 映画パンフレット★『忘れえぬ想い』/イー・トンシン監督、セシリア・チャン、ラウ・チンワン、ルイス・クー |
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