二人だけの思い出がどんどん積み上がり、クォンが直接告白していなくとも、サランもクォンの告白を聞いていなくても、ドラマの流れ的には「もうお互いになんとなく了解している状況」になっているではないか?
交際●日目のカウントはしていなくても、心の中では仮にカウントし始めているような状況の二人。
そんな中、クォンが一歩リードしている姉に追いつけ更には追い越せるような状況がやって来た。ライバルホテルに宿泊する予定だった中東の富豪(王族?)を、留学時のコネを生かして、自分たちのホテルに宿泊するように交渉をまとめたのだ。
ゲストの富豪とは「友達ではない」と言いながらも、その口調と態度は気の置けない友達のもの。(どうやらこのクォン・・・友人とのコミュニケーションは、ツンデレスタイルが基本らしい。)
そしてこの中東の富豪はサランが気に入ってしまい、間に挟まれたサランが右往左往するというラブコメらしい展開が続くのだ。
このラブコメらしい展開が続いている間は、ドラマ的には姉の嫌がらせも、姉弟間の後継者争い煽る父親の振舞いも小休止だ。どちらかというと、二人の仲に余裕を見せていたサランの方が自分でも知らないうちに嫉妬心を燃やしたりして、いつの間にか二人の仲は次の段階に進んでいるではないか・・・
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売り上げ至上主義に悩むサランの友人二人のエピソードや、今まで未経験だった普通の若者らしい生活にどんどんなじんでいくクォンのエピソードも微笑ましい。
仲良し3人組が歌い踊っていたのは、イ・ジョンヒョンの歌。
彼女は確かこの歌で紅白歌合戦にも出場していたはず。。。私にも懐かしい歌だ。
041231 李貞賢 - Heaven + Come On ○ NHK 第55回紅白歌合戰