私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

会いたい 第10話

2012-12-08 18:36:07 | 韓国ドラマ あ行
警察署で見たスヨンの姿が忘れられずに彼女の家を探し訪ねるスヨンの母。
お互いひと目見た途端流れる涙。もうこの涙の時点で自分が居なくなったスヨンだと告白しているようなもの。肌も綺麗だし、いい暮らしをしているようでよかったという母の言葉に「スヨンに戻りたくないの。」という娘スヨン・・・その言葉が痛い程分かる母は、その言葉を受け止め、でも動揺して裸足のままスヨンの家を後にするのだ。そしてジョンウの事を思い出し、酒を飲み、ジョンウに当り散らしてしまうスヨンの母。

そんなスヨンの母を恋人!と呼び、「僕が辛い時はそばにいてくれよ。」と抱きしめるジョンウ。
毎回毎回二人の14年を感じさせるやり取りにじーんとしてしまう。

こっそり母の靴を持って家を訪ねるスヨン。
ジョンウが以前のように、点滅する街灯の下で「スヨンが怖がるから点滅するな!」と怒ったり、二人が遊んだ公園で同じように遊ぶのを影から見つめるのも14年の歳月を感じさせるが、こちらは、止まってしまった14年だ。
時間の経過も止まってしまった時間も、どちらも切ないことには変わりなし・・・

ヘリの14年間は同じことをずっと考えている時間だ。いつまでもスヨンを見つめ、スヨンと復讐だけのために過ごした14年。。。。
ずっと一緒に過ごしているはずなのに、いつも彼女の行動を監視し、それを彼女に明かさないヘリ。
復讐という大きな目的と、彼女を自分の元から離さずに置いておくという、相反する二つのことをしているせいか、どうもヘリの行動は怖いものあり。
ジョンウの父親と投資話をする席に彼女を同席させたりするのも、どうも理解に苦しむ。
自分が全部の事を知っていて完璧にコントロール出来るつもりなんだろうが・・・・物事には偶然がいろいろあるものだ。

殺されたあの男が出所後すぐに電話した先がジョンウの父親だということも、気になるが、もっと気になることは、男を殺すのに使われたドライアイスを注文したPCがジョンウのPCだったということ。
スヨンが「見かけた女の人はちょっと年配だった」という言葉と、警察の監視カメラから容疑者として浮かび上がったのは、なんとあの掃除のおばさんではないか・・・・

そういえば、あのおばさん、「自分の娘はとってもかわいい」とよく娘の話をしていたが、家には娘の姿はなく・・・
復讐するために、警察で掃除のパートをしていたんだろうか。

****
殺人事件の話は思わぬ方向に進んでいるし、ヘリとジョンウの父の確執などもあるが、毎回心に残るのはジョンウの行動だ。猪突猛進で、分かり易い。あっ!猪突猛進でなく、狂ったウサギか。。。。
演じるユチョンには、わざとらしい感じもないし、好印象。


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