私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

戦場のメリークリスマス

2021-03-18 21:36:01 | 映画鑑賞

あの名作 幻のポスター盗難 世界にたった1枚の「戦場のメリークリスマス」

一口に映画好きと言っても、色々なパターンがあると思う。

好きな映画を何回も見る人もいれば、色々なジャンルの映画を見て、映画の世界が広がるのを楽しむタイプの人・・・

私はどちらかというと、一つの映画を深く掘り下げるのではなく、色々見たい方だ。色々見て、それぞれの映画を比べて楽しみたいとでも言ったらいいのか・・勿論何度も映画館で見たい映画もあるが、時間とお金には限りがあるのでなかなかうまく行かない。

そんな理由から、映画館で同じ映画を複数回見たことは数える程しかない。

この戦場のメリークリスマスは、その数少ない映画の一つで、公開された時に2度見に行った映画だ。一度目を一緒に見た友人がとてもこの映画にハマり、「どうしてももう一度見たいが、ひとりで映画館に行く勇気がないので、もう一度一緒に行って欲しい」と頼まれて一緒に行ったのだ。当時はビデオなど一般的でなかったと思うので、とにかく見たかったら映画館に足を運んでそれを記憶するのが一番の方法だったのだ。

そんな風に、友人に誘われて2度見ることになった戦場のメリークリスマスだが、一度目はオープニングでそうそうに笑い声が起きた。
画面に大きくトカゲがアップになるのだが、この撮影の裏話をあのビートたけしが面白おかしくラジオの深夜番組で話したのが話題になっていたのだ。

「監督がさ、トカゲを撮るのに2時間位ずっと粘って・・・トカゲに向って動くなとか動けとか・・・大変だった。」たしかそんな話だったと思う。

2度目に行った時は笑い声は起きなかった。映画は生ものなんだな・・・と思った瞬間でもあった。

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2度映画館で見たせいだろうか。オープニングで笑い声が起こったのが印象的だったせいだろうか。それともあのラストシーンに度肝を抜かれたせいだろうか。この映画は、オープニングシーンもラストシーンも、今でも鮮明に記憶に残っている映画の一つだ。

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公開当時、映画館で見たあの感じを思い出すきっかけになったのが、こんなニュースだったことが映画ファンとしては非常に寂しい。

 

追記

ポスターは新宿武蔵野館に差出人不明で戻って来たとの事。

中止になってしまったポスター展はレプリカ版のポスター展示に変更になったとの事。

 

 



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