私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

赤道の男 第15,16話

2012-05-14 21:27:50 | 韓国ドラマ さ行
ソヌの父親の死亡についての検察の調査は続く。
ジャンイルの父親は事件当時、会長の別荘にいたことで検事から話を聞かれることになるが、もちろんジャンイルによって入念なシミュレーションが行われる。
スーパー検事が手取り足取りレクチャーするのだ。さらに自分の一言が息子の検事人生にどんな影響を及ぼすか、痛いほどわかっているジャンイル父だ。緊張はしてもとりあえずぼろが出ることはない。
しかし息子であるスーパー検事がこんなことをしていいのか?利害関係がある人は捜査から外れるべきなんだろうに・・・・
有り得ない!と突っ込みたいが、緊張感はまぁ伝わってくる。

13年前にスミの父親が送ってきた手紙のことでスミの父親を問い詰めるソヌ。
罪の意識に耐えられず「事件現場を見ていたが怖かったんだ・・・」とソヌの父親が生きていたのに、助けられなかったと真実を告白するスミの父親。
その話を聴いてソヌが激怒し、その後号泣するのも、何があっても会長のすべてを奪おうとソヌが決心するのも当然だ。

しかし、スミの父親が騒げば、ソヌの父親は助かったかもしれないのだ。まぁ会長がそのことを知れば、スミの父親までも殺されたかもしれないが。。。。
ソヌでなくても、スミの父親の行動はなんとも受け入れがたいもの。

しかもスミはジャンイルを助けようと、いったんはジャンイルの父親に疑惑が向くような発言をしておきながら証言を覆すのだ。
「絵画展で賞を取るという忘れられない出来事があったはずなのに、日にちを勘違いするだろうか?」と検察がいぶかしがるのも分かる。
しかし、これ以上追及されないようにと、家を空けているうちに、ソヌの口添えで、家からあの一連の事件を描いた写真のような連作作品が持ち出されてしまうのだ。

自分を無視したジャンイルを許せずに、描いた絵の数々。そんなつもりはなかったはずなのに、じわじわとジャンイル本人を苦しめるような流れになっているではないか。

そしてソヌも追及の手を休めようとはせず。
生放送中に自分が殺されかかったこと、さらにその犯人を知っているがどうすればいいのかと、ジャンイル本人に質問するのだ。一息で相手の息の根を止めるような復讐を望んでいるのではないらしいソヌ。

事実が分かれば、スーパー検事であるジャンイルの社会的地位は崩れ去るのだ。
早々に復讐を終えて、穏やかな生活を送った方がいいような気がするのだが、復讐とはどうもそんなものではないらしい。
しかし、復讐されているジャンイルもある意味会長の被害者だ。復讐されている姿を見るのも忍びない。


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