れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ジュズダマ(数珠玉)スベリヒユ(滑筧)カワラナデシコ(河原撫子)カキ(柿)アブラゼミ・アカボシゴマダラ・今朝のアゲハ(繭化中)とアカボシの幼虫

2022-08-11 06:59:22 | 野の花と昆虫

ジュズダマ(数珠玉)
 <イネ科ジュズダマ属>
熱帯アジア原産で古い時代に渡来したとされている。
数珠のように糸と針で繋げて遊んだり、お手玉の中に入れたりして
私たちの時代は遊んだものでした。
草丈は1~2メートル。
葉は長さ50センチ、幅1,5~4センチ。


茎の上部から枝を伸ばし、その先に壺形をした緑色の包鞘(ほうしょう)を
つける。包鞘(ほうしょう)の先から雄花の集まりと、
雌しべの柱頭が飛び出ている。
※左上のクモはたぶん、キシダグモ


つぼみのような包鞘の中で果実が熟し、黒く堅くなる。


11月頃のまだ白い粉がふいているような状態です。



スベリヒユ(滑筧)
 <スベリヒユ科スベリヒユ属>
日当たりのよい場所によく生える。
葉や茎を茹でておひたしにして食べたりする。
葉を茹でるとぬめりが出る事。
水気があつて滑らかな事が名前の由来。


赤みを帯びた茎は枝分かれして地を這い、上部が立ち上がつて
草丈は15~30センチになる。
葉は厚みのあるへら形で光沢がある。


茎の先に直径6~8ミリの5枚の黄色い花弁を持つ花をつける。



              休憩

▲カワラナデシコ(河原撫子)
 <ナデシコ科ナデシコ属>
秋の七草のひとつ



昆虫コーナーアブラゼミアカボシゴマダラの幼虫

今年初めて出会って、写真に撮れたアブラゼミです。


暑いので早朝散歩で出会ったアカボシゴマダラの幼虫。
我が家のより、だいぶ大きくなっていて太っていた。
大体榎の幼木で1匹見つけると、数匹いることが多い。




※今朝のアゲハの蛹化前とアカボシゴマダラの幼虫🐝

籠の蓋に糸で身体が落ちないようにしていた。
これから、蛹化が始まります。


今朝のアカボシゴマダラの幼虫。
「何?僕?呼んだ?」
黒い触覚が立派になってきました💛
本当なら、キュートな貌が撮れるはずなのだけれど、
此れでも、可愛い🐝🦋

       俳句春の季語のヒヤシンスだけれど・・
      忘れないうちに書いておきたい。

     泪よりすこし冷たきヒヤシンス  夏井 いつき

     昨日のA新聞の記事から夏井いつきさんの俳句です。

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アメリカホドイモ・タカサゴユリ(高砂百合)今朝のアゲハとアカボシゴマダラ

2022-08-10 04:20:57 | 野の花と昆虫

アメリカホドイモ
 <マメ科ホドイモ属>
初めて、数年前に出会って、なんとなく不思議な花だと思った。
この頃は、食用や鑑賞のためか植えている家に出会う事もある。
つる性多年草。
葉は互生し、5~7小葉からなる奇数羽状複葉。


小葉は卵形~披針形で先が尖る。
托葉は小さく、針状。


葉腋から偽総状花序を直立させ、10~40個の花を密につける。
花は外側が黄白色~淡紅色、内側が紫褐色になる蝶形花。


豆果は細長く扁平で、熟すと裂ける。



タカサゴユリ(高砂百合)
 <ユリ科ユリ属>
この頃、あちこちの道端で見かける。
日当たりのよい道端、空き地などにはえ、
高さ0,3~1,5メートル、時には2メートルにもなる多年草。
地下に径5センチで球形~広卵形の鱗茎をもつ。


葉は互生する単葉で密につき、長さ10~30センチの線形~狭披針形。


茎の上部に総状花序を出し、数個~十数個の花が横向き~やや下向き
に咲きます。


花は長さ15~20センチの筒状で白色、花被片は先が大きく
開いて反り返る。
花被片の外側は赤紫を帯びる事が多い。
果実は長さ5=7センチで長楕円形の蒴果です。

※今朝のアゲハとアカボシゴマダラの幼虫🐝


巨大になってきた!

もう、いつ繭化してもおかしくないのに・・
食欲旺盛です。


黒い触覚が目立つようになってきました。
しきりに触覚を動かしています。


背中の白い紋?もアカボシゴマダラ特有の形になってきています。

※今日はここまで。

  また明日🦋に続きます。💛


 

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ミズタマソウ(水玉草)今日は殆どクワコの羽化・今朝のアゲハとアカボシゴマダラ

2022-08-06 08:50:51 | 野の花と昆虫

ミズタマソウ(水玉草)
 <アカバナ科ミズタマソウ属>
もう、ずいぶん前のことだろう・・。
はじめて、ミズタマソウに出会って、愛らしい花と実に心奪われた。
野川でも、高尾山でも、ミズタマソウに会える。

高尾には似たものでギンレイカと言うのがあるが、あれ?と思いながらも
ついつい私は間違えてしまうことがある。


山野の林の下に生える多年草。
茎は20~50センチになり毛が生える。
葉は長さ5~13センチ、長い葉柄で茎に対生する。

花弁は2個で白または淡紅色。
果実は卵形で鉤状の白い毛が密生する。


和名は、白い毛のある果実を水玉に見立てたもの。


なぜかよく間違える・・高尾で出会うギンレイカ(銀鈴花)
果実に白い毛が無いので間違えないようにしています。



ヌスビトハギ(盗人萩)
 <マメ科ヌスビトハギ属>
まだ咲きだしたばかりなので、果実の形が解らないのだが、
盗人が忍び足で歩く足跡に果実をみたてこの名がある。
小さな淡紅色の花は蝶形花で、まばらな穂になってつく。


葉は3枚の小葉に分かれる。
果実はかぎ状の毛が生え、これで動物や衣服につく。
また、実がしっかりなった頃、掲載します。


           休憩
※クワゴの話
本当は休憩でもないのだけれど・・
実はクワコの繭は2頭いて、7月19日昼過ぎ繭化していた。
昨日、1頭目は羽化してクワゴになったのは、昨日書いた。
もう1頭は、もっと小さかったし、駄目かな・?と諦め半分だったのが、
朝、起きてみたら繭が汚れていて穴も開いている。
籠の蓋になんと!止まっているではありませんか!


よかった!よかった!
※二匹目も羽化して、クワコからクワゴへ。


早速、カラスウリの葉に止まらせました。🦋


 


今、8時半に見に行ったらまだ、カラスウリの葉裏に止まっていてくれました。
元気に旅立ってね💛

そんなわけで・・


昆虫コーナーは又明日で、

今朝のアゲハアカボシゴマダラにします。🐝

やっぱり、昨日若いミカンの葉をあげたら、そちらを好んで移動してくれました。


フンも立派です! 


でも、好みの立ち位置(定位置)の葉はこんなに
綺麗に平らげました!

※今朝のアカボシゴマダラです。



やっと、目で探せるようになってきました。
アカボシちゃんも定位置がお好き!💛

 

今日は、合わせると3匹のクワコクワゴに無事、
育てたので、もう、満足でこれでおしまい。
また明日💛

 

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ウリクサ(瓜草)コマツナギ(駒繋)ツリガネニンジン(釣鐘人参)クロウリハム・ムギワラトンボ・今朝のアゲハとアカボシゴマダラの幼虫・俳句鑑賞

2022-08-04 06:45:19 | 野の花と昆虫

ウリクサ(瓜草)
 <ゴマノハグサ科ウリクサ属>
地面にへばりつくように生える小さな薄紫の花は、
そんなに出会えないのだけれど、大好きな花です。
葉は対生し卵形で葉柄があり、縁には荒い鋸歯がある。
長さ1~2センチ、幅6~13ミリ、日当たりのよい所に生えるのは、

紫色を帯びる。


上部の葉のわきから細い花柄を伸ばし、淡紫色の花をつける。
花冠は長さ7ミリほど。


ウリクサの名前は果実の形がマクワウリに似ている事による。
まだ、果実を見たことが無い)






▲コマツナギ(駒繋)
 <マメ科コマツナギ属>
里山などに行くとよく見かけたものだったが・・
この頃、滅多に見られなくなった。
草本状小低木で、馬を繋げるほど丈夫な木であることから、
又は、馬が好んで食べることから・この名がある。


日当たりのよい草地や道端に生える。

葉は奇数羽状複葉。
葉腋に小さな淡紅紫色の花が集まつた花序が上に向かってつき、
下から順に咲いていく。



果実は長さ,2,5~3センチの円筒形で硬く、熟すと裂けて3~8個の
種子がでてくる。


名前の通り、馬を繋げるほど、しなやかで強い。
(この頃、帰化植物のキダチコマツナギが増えている。)

          休憩
 

 ▲ツリガネニンジン(釣鐘人参)
  <キキョウ科ツリガネニンジン属>


※昆虫コーナークロウリハムシ

カラスウリの花にクロウリハムシが可愛い💛🐝


※ムギワラトンボ
でいいですか?(#^.^#)
 (シオカラトンボの♀)

※今朝のアゲハの幼虫🦋

★立派なアゲハの幼虫に成長しています🦋
黄色い丸印内の葉を食べた
のに、朝はもうきちんと、定位置にいます。


すっかり、立派なアゲハの幼虫です。
かっこよくなりました。🐝🦋

 


アカボシゴマダラの幼虫も黒い触覚が目立ってきました。
よく動きます。🐝


毎朝、アカボシゴマダラの幼虫を見つけるのに苦労しています。


まだ、こんなに小さいのです
あの美しい蛹はまだ一度しか見たことがありません。
頑張って、”腹ペコ青虫”に育てよう!!

      俳句は夏の季語孑孑(ぼうふら)
       棒振(ぼうふり)とも言う。
 
    禅寺に孑孑(ぼうふら)浮くを見て帰る  れんげ

※ここで、クワコの繭の入っている籠の中のテッシュが汚れているのを発見!
繭は今、蛾になりました!💛

画像は、また明日🦋
 

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キセワタ(被綿)ヤブラン(藪蘭)ニジュウヤホシテントウ・今日のアゲハの幼虫・クワコの繭・アメンボウ

2022-07-30 06:33:40 | 野の花と昆虫

キセワタ(被綿)
 <シソ科メハジキ属>
去年も書いたことを思い出すが、
重陽の節句(菊の節句9月9日)から来ている名前で、
菊の花を綿で包み香を移し、その香りで体を拭いて
邪気を払う風習からきている。
物の上に被せてある綿の事をキセワタ(着綿・被綿)と言うので、
白い毛が花を覆っていることによる。


山地の草原に生える60~100センチの多年草。
葉は卵形でふちに粗い鋸歯があり、長さが5~9センチで毛が生えている。
茎は直立する。稜がありシソ科特有の断面が四角。



花は,2,5~3センチで葉の付け根に輪生する。
花は紅紫色(確か白もあった)で、緑色でつんつん生えているのは萼。
花冠は唇形で上唇と下唇に別れ、下唇は3裂し、紅紫色の縦の条がある。

 

ヤブラン(藪蘭)
 <ユリ科ヤブラン属>
山地の木陰に生える多年生。
葉は線形で長さ30~50センチ、幅8~12ミリあり、
深緑色で光沢がある。


花茎は高さ30~50センチになり、
8~12センチの花序に多数の小さな淡紫色の小さな花をつける。



珍しく白花に出会った。


ヒメヤブラン(姫藪蘭)
 <ユリ科ヤブラン科>
ヒメヤブランは根茎が短く葉の長さも10~20センチで
葉よりも短い花茎を出し淡紫色の花を上向きにつけ、
花被片は6個で楕円形で平に開く。
和名は姿が小さくかわいらしい事による。

              休憩

水面をへこませて♪アメンボ、スイスイ涼しそう♪

今日の昆虫コーナーニジュウヤホシテントウ🐞




※今日のアゲハの定位置♪

さすがに、右側の葉っぱにいたのだけれど、
葉を食べつくしたので移動しました。
これからは、ここが定位置になるのかな??

※今日のクワコの繭

7月19日に繭化しました。
少し、黄色というか‥薄緑色になってきたような気がします。
私の予定では、8月初めの頃に羽化してくれる事を期待しています。


今日も変わらない・・たぶんアカボシゴマダラの卵。

          俳句は季語炎天(えんてん)
         炎天下(えんてんか)とも使う。

      炎天の遠き帆やわがこころの帆  山口 誓子

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ナツズイセン(夏水仙)ネコハギ(猫萩)マヤラン(摩耶蘭)羽化したクワコ&繭化したクワコ・俳句鑑賞

2022-07-20 09:04:39 | 野の花と昆虫

ナツズイセン(夏水仙)
 <ヒガンバナ科ヒガンバナ属>よく園芸品らしいのを見るが、本来のものは茎が長く
この時期は葉が無いはずだ。
ヒガンバナと同じだから。
人里近くに咲く多年草。
春に線形の葉を広げる。夏に葉が枯れた後、50~70センチの花茎を出し
淡紅色の花をつける。


花はラツパ状で半開する。






ネコハギ(猫萩)
 <マメ科ハギ属>
日当たりのよい、やや湿つた場所に生える多年草。
茎は長く地面を張つて伸び、軟毛がある。


葉は互生し3小葉を持つ複葉で、小葉の両面に短毛がある。


花は白色の蝶形花で、葉のわきに3~5個集まつて付く。
萼は深く5裂し、長毛がある。
          
          休憩

   ▲マヤラン(摩耶蘭)


昆虫コーナーは、クワコが繭を出て成虫になった!

▲クワコ(クワゴ)
 <チョウ目カイコガ目>
思ったより小型のクワコの蛾でした。
(普通、32~45ミリ)
7月4日に繭化して昨日の昼7月19日(およそ二週間後)に、
成虫になる。
昨日の昼頃、気が付いたら蛾になっていた。
成虫はかっこいい!(#^.^#)


外の(たぶん、カラスウリの葉)に止めてやったら、
暫くしたら、飛んで行った。


絹糸を作るために家畜化された蚕の祖先。
飛ぶことが出来ない蚕と違い普通に飛翔し、夜は灯火に飛来する。
※淡褐色で、翅に濃褐色の帯がある。
元気で過ごせよ~♪


昨日の昼頃から、葉を丸めて二匹とも繭化した。


「フアーブル昆虫記の虫たち3」熊田千佳慕

   私と虫の間は人間と虫ではなく
    同じ自然から出た仲間なのだ。
              熊田千佳慕


         俳句季語蝉
  みんみん(油蝉・唖蝉(唖ゼミ)・初蝉・朝蝉・夕蝉
     落蝉・蝉時雨・蝉生まる・蝉の穴などと使う。
   
     蝉鳴いて近くなる木と遠くの木 黛 執

 

 

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ヌマトラノオ(沼虎尾)コオニユリ(小鬼百合)コカマキリ・キクイモにチャバネセセリ・クチナシにコアオハナムグリ・今日のクワコ

2022-07-14 05:43:54 | 野の花と昆虫

ヌマトラノオ(沼虎尾)
<サクラソウ科オカトラノオ属>
実は、ヌマトラノオは、初めて見た!
光が丘公園の「虫のレストラン」の中、あれ?オカトラノオにしては
小さくて、花が垂れていないで立っている!と思った。
ここから、刈られずに残って咲いていた♪

湿つたところに地下茎を伸ばして群生する多年草。
オカトラノオに似るが、花穂は立つ。


葉は長さ4~7センチ、幅1~1,5センチと細い。





コオニユリ(鬼百合)
 <ユリ科ユリ属>
日当たりのよい湿り気のある山地に生える。
茎は緑色。(オニユリは茎が紫色を帯びる)


葉は線状披針形で長さ8~15センチほど。
葉のわきに、オニユリのように珠芽はつかない。


茎の先端に黄赤色の花をつける。
花被片は6個あり、上部は反りかえり内側に紫黒色の小点がまばらにある。

              休憩

可愛いコカマキリ(#^.^#)オオカマキリの終齢幼虫。
  himeちゃん、ありがとう。


まだ小さくて葉っぱの上にいても目立たなかった。


※昆虫コーナーは、コアオハナムグリ・フシグロヒョウモン・ヒメアカタテハ
チャバネセセリ・オオチャバネセセリ・イチモンジセセリ
himeちゃん色々、教えてくれて、ありがとう。 ^^) _旦~~



クチナシの花コアオハナムグリ
<コガネムシ科ハナムグリ亜科>
緑色~銅色の体に、白点をちりばめたハナムグリ。
白っぽい花の花粉を食べる。




スペアミントに隠れたコアオハナムグリ



スペアミント


ベルガモットフシグロヒョウモン
       ヒメアカタテハと、教えて戴きました ^^) _旦~~
himesijimiさん、ありがとう(#^.^#)



キクイモにチャバネセセリ
   
惜しかった!オオチャバネセセリでした。
※ムーミン谷のヘムレンさんより、イチモンジセセリとのご指摘
有難うございました。(#^.^#)



※今日のクワコ(#^.^#)

なぜか?二匹とも枝の上にいた。
フンもしているし、大きい方が3センチ、小さい方は2,5センチほどになった。


7月4日に、桑の葉を丸めて繭になったもの。

    

         俳句季語蟷螂(かまきり)
      蟷螂(とうろう)・いぼむしりとも使う。

      蟷螂と生まれ釜振るほかはなき 山田 夏子

 

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メハジキ(目弾)ニガクサ(苦草)ダイコンソウ(大根草)スペアミント・オハグロトンボ・カタツムリ・ナメクジ・俳句鑑賞

2022-07-05 06:22:13 | 野の花と昆虫

メハジキ(目弾)
 <シソ科メハジキ属>
久しぶり、一駅散歩で牧野庭園から石神井公園まで歩いた。
暑かったのと、足が痛かったこともあってすっかり一駅乗車していた。
三宝寺池の裏側から入る。
道端や荒れ地に生える50~150センチの2年草。
(名前の由来がいつも納得がいかない)
子供がこの茎を瞼に張って目を開かせて遊んだ事から、
メハジキ(目弾)と呼ぶ。そんな危ない遊びが考えられない・・・。


花は長さ1~1,3センチで、茎の上部葉のわきにつく。


見つけると嬉しい花なのだが、本当の野原で出会ったことが無い。
石神井公園、森林公園、野川公園・赤塚公園でしか
出会ったことが無いのが、残念です。




ニガクサ(苦草 )
 <シソ科ニガクサ属>
三宝寺池の降りる階段の手前に、野の花がボランテアの人によって、
守られている。
私の好みとしては、こういう目立たない地味な花を探すのが大好きだ。
ニガクサ(苦草)の名に相応しくなく、
草を噛んでみてもそんなに苦いとは思えない。

野や山の水辺などの湿ったところに生える多年草。
今年も生えていてよかった。
地中に走出枝があり、高さ30~70センチになる。
まだ咲きだしたばかりだが、花の色は薄い紅色だ。





ダイコンソウ(大根草)
<バラ科ダイコンソウ属>
山地や丘陵の林の縁などに多い25~60センチの多年草。
根生葉は羽状複葉で、大根の葉に似ているのでこの名がある。
頂小葉は広卵形で特に大きく長さ3~6センチ、普通3裂し、
ふちに鋸歯がある。


側小葉は小形。
茎葉は上部ほど、切れ込みが少ない。
茎と葉には荒い毛がある。



径1~2センチで黄色の5弁花がまばらにつく。

              休憩

ペパーミント(西洋薄荷)
  ヨーロッパに産する西洋ハツカ(薄荷)
メントールが多く含まれ、紅茶やアイスクリームの香りづけにされる。

昆虫コーナーは、ナメクジカタツムリオハグロトンボです。


水辺公園の木の柵の上にはたくさん、ナメクジが発生していました。


ハナイカダの葉っぱの上に
小さなカタツムリが、しっかり、角をだしておりました。


いつも、そばに近づくと逃げるオハグロトンボは、
小雨の中では、じっとして画像に収まってくれました。


       俳句季語蛞蝓(なめくじ)
      なめくじり・なめくじらとも使う。

     蛞蝓に生まれて日差し好まざる 齊藤 朗笛
   

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取り急ぎ💘タケニグサ(竹似草)とクワコ(桑子・野蚕)の事

2022-07-03 15:02:09 | 野の花と昆虫

タケニグサ(竹似草)
 <ケシ科タケニグサ属>
どうと言う事のない花と言ったら失礼なのだけれど・・
街中でも見かける大形の野草。
茎は中空で、伸びる枝が竹に似ているので竹似草。
竹と煮ると丈が柔らかくなるから竹煮草と言う説も。
葉や茎を切ると、黄色い液が出るがこれは有毒で、かぶれることもある。

日当たりのよい荒れ地や草地に生える。


深い切れ込みのある葉は長さ30センチもあり大きい。
草丈1~2メートル。

植物全体が粉白色を帯びる。
つぼみの期間、花を包んでいた萼片は開花とともに落下する。
花には花弁が無く、綿毛のように花に見えるのは雄しべ。

 

今日の昆虫は私が育て中のクワコ(桑子・野蚕)です。


6センチは期待過ぎで5センチ5ミリくらいかな?(#^.^#)


糞もいっぱいしだして健康かな?


喉が渇いていたのかしら?早朝、桑の葉を替えて、
テッシュに水分を含ませて包んでいるので、なんだか・・
水分を取っているような感じだった。
日に日に大きく成長しているので、毎朝の新鮮な桑の葉詰みが大変!

          俳句は季語雷(かみなり)

    雷(らい)・いかづち・雷鳴・神鳴‣はたた神・日雷(ひかみなり)
    遠来(えんらい)・雷雨(雷雨)などと使う。

         昇降機しづかに雷の夜を昇る  西東 三鬼

 

 

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