フタリシズカ
<センリョウ科・センリョウ属>
山野の林下にはえる多年草。
上部に対生する葉を相接してつけ、やや輪生状に見える。
ふちに細かい鋸歯あり。
茎の先に数個の穂状花序をだし、
小さな白い花を点々とつける。
和名は静御前とその亡霊にたとえたものと言う。
<俳句歳時記>春
二人静(ふたりしづか)
二人静をんなの髪膚ゆるみくる 河野多希女
天上の二人静に手を濡らし 森澤 義生
一人では生きられず二人静咲く 吉村 信子
前の世の罪許されて二人静 檜 紀代
群れ咲いて二人静と云うは嘘 高木 晴子
★ちなみに↓が一人静